みなさん、こんにちは。Kenです。
今月も、2003-2004年の留学生活中のことを思い出してみます。
とあるオンラインレッスン中にドイツにいたときのとことを雑談としてお話する機会があり、ドイツのティティゼーという村にいたときの住所を思い出しました。
やはり印象に強く残る時間だったので、今でも住所は覚えているんですね。
その住所を試しに検索してみたら、電話帳のようなサイトがヒットし、大家さんの名前が出てきました。懐かしいなあなんて思って、次にヒットしたものを見ると「売家」との文字が・・・
あいにくもう大家さんとは連絡取っていないので、今はどんなふうに暮らしているのはわからないのですがなんだかちょっと心配になりました。
・・・ということでティティゼー時代に僕が住んでいた建物のことを思い出してみます。
【ホリデーアパートメント (Ferienwohnung) 】
僕はティティゼーに居たときには、ホリデーアパートメントの一室を月極で借りていました。ティティゼーの標高は858m、湖のある避暑地だったのでキッチンも備わった、比較的長めに滞在するような施設が多くあるのです。
普通のアパートを借りるよりは割高かなと思いきや、清掃などのホテル的なサービスはなし、と取り決めだったので、そんなに手が出ないほどでもありませんでした。僕としては家具付きの家を探していたので好都合。
居住できるフロアが3つに、物置スペースの屋根裏のようなフロアもありました。こう考えると4階建ての巨大な家です。
傾斜地に建っているので、玄関は下から2つ目のフロア。どのユニットに住む人もまずはこの玄関から建物に入ります。
鍵は自分の部屋用のものがこのドアにも使えました。(どういう仕組みだったんだろ?)
【階段室と下のフロア】
玄関のドアを入ると、一番下のフロアから3フロア分の吹き抜けを囲んで階段があります。その階段室に面して大家さん夫婦の居住スペースです。
尋ねたことはないけど、お子さんは独立しちゃって夫婦だけでこのホリデーアパートメントを経営してるのかな?というように見えました。
さて、階段室を下ると、洗濯機が置いてあるスペースがあります。隣に暖房、給湯用のボイラーも。洗濯室をすぎると、お客さん用のユニットが1つありました。庭に面していて、テラス席もあり、このホリデーアパートメントの中では一番大きな部屋でした(入居時に見せてもらった)。
【上の階】
そして僕が住んでいたのは玄関から1フロア上がった階でした。(僕の部屋は玄関側にあったので、僕としては「2階」に住んでいるという意識でした)。
鍵を開けてドアを入るとまずは靴やコートを収納するクローゼットのあるスペースです。1.5m四方くらいの小さなスペース。
それからさらにドアを入ると居室です。たしか30平方メートルくらいだったはず。
ワンルームで簡単な、とても小さいキッチン、小さい冷蔵庫もありました。ベッドは跳ね上げ式のもので使わないときは収納できて部屋が広く使えました。
【お気に入りの天窓】
一番気に入っていたのはバスルームでした。「バスルーム」と書いたけどバスタブはなく、電話ボックスのように仕切られたシャワーのためのコーナーと、トイレ、洗面台があります。
今でも思い出しては「こんなトイレがほしいなあ」と思うのですが、このバスルーム、家の端の方にあるので天井が傾斜していました。壁付近では手の届く高さ。
そしてなんと天窓があったのです。明り取り兼換気のためだったのでしょうが、空が見える窓(そして空しか見えない窓)って素敵です。朝起きてその日の天気を感じることができました。(この階には合計で3つの部屋がありましたが、どの部屋にも天窓があったようです。)
こうやって思い出してみるとまたあのお家に住んでみたくなります。もちろんそれは叶わないことですが、天窓だけでもどうにかならないかな・・・
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国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。
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