みなさん、こんにちは!
シリーズで使える便利な英語フレーズをご紹介しています。
※前回の記事「【便利な英語フレーズ】旅行時に役に立つ「~時にチェックアウトしようと思っています」」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
職場や出張先、海外旅行先で体調が悪くなり「ちょっと具合が悪いです」と伝えなければならない状況もあるかと思います。
あなたはそんな時、どんな英語フレーズを使うと相手に伝わる表現になるのか知っていますか?
今回の記事では、実は英語では表現する際に一工夫必要な「ちょっと具合が悪いです」の正しい言い方とその使い方、注意点について詳しくご紹介していきます。
「万が一の状況に備えて、英語でも正しく相手に状況を伝えられるようにしておきたい」そんな方はぜひ最後まで目を通してみてください。
注意!「I’m sick.」のニュアンスとは?
まず注意なのは、「具合が悪いです」と言いたい際に日本人が言いがちな「I’m sick.」というフレーズは本来表現したいニュアンスと少し異なる場合があることです。
普通、英語でI’m sick.と言うと病気などで症状もかなり重いというニュアンスで伝わることが多いのです。
もちろん、かなり気分が悪いとか、病気を患っている状況ではこのフレーズを使ってもOKなのですが、今日、もしくは今の時点で、「ちょっと具合が悪いです」と伝える場合で、自分でも何が原因か分からないけど少し気分が悪いという程度の際は、あまりこのような表現は使いません。
では、この「少し気分が悪い、気分がすぐれない」というニュアンスで相手に「具合が悪いです」と伝えたい場合、英語ではどう表現すれば良いのでしょうか?
次項から詳しく解説していきます。
英語で「具合が悪いです」と伝えるには?
英語で「少し気分が悪い、気分がすぐれない」というニュアンスと共に「具合が悪いです」と伝える場合に最適なのは
「I’m not feeling well.」
というフレーズです。「feel well」で「気分が良い」という意味ですので、これを現在進行形の形で上手く表現します。
例えば、少し調子の悪そうな自分の様子を心配して「Are you doing Okay?」と声をかけてくれた人に対して、「I’m not feeling well.」と伝えることができます。
その他にも、
「I’m feeling a bit under the weather.」ちょっと具合が悪いです。
先ほどのsickもこのように使って表現することもできます。
「I’m feeling a little bit sick.」ちょっと具合が悪いです。
これらの表現で「何となく具合が悪い、調子が悪い」という本来のニュアンスがちゃんと伝わります。
応用編:自分の状態についてより詳しく相手に伝える際の英語フレーズ
では、応用編として、自分の状態についてより詳しく相手に伝える際に使える英語フレーズをいくつかご紹介します。
この時に重宝するのが「~の症状がある」という意味を表す「I have a ~.」という言い回しです。
例えば、「頭痛がします」「I have a headache.」、「腹痛がします」「I have a stomachache.」、「熱があります」「I have a fever.」などの形でそれぞれより具体的な症状を相手に伝えることもできます。
このような表現を使って相手に自分の状態をより詳しく伝えることができれば、相手もその対処のために何をやったら良いかが明確になって分かりやすいでしょう。
具合が悪いというどちらかと言うと抽象的な伝え方ではなく、具体的な伝え方が有効と判断した場合に活用してみてください。
いかがでしたか?
今回ご紹介した「I’m not feeling well.」は日常生活の中でもよく登場する便利な英語フレーズです。
ぜひ、あなたも色んな場面で活用して的確に自分の状態や状況を相手に伝えてみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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