みなさん、こんにちは。
日本語ではお店などで「~はないですか?」などの形で商品やサービスについて質問することが良くありますよね。この表現、あなたなら英語でどう上手く表現しますか?
今回の記事では、日本人だからこそ英語での表現に注意すべき「~はないんですか?」の言い回しについて詳しくご紹介していきます。
「日本語ではいつも言い慣れている表現だけど、英語ではどう表現するのが正解なんだろう?」こんな風に、素朴な疑問を感じている方はぜひ最後まで読み進めてみてください。
英語で「~はないですか?」は「Do you have any~?」がベスト!
お店やレストランなどで「~はないですか?」と英語で自然に聞くには、シンプルに「~はありますか?」という「Do you have any~?」の表現がベストです。
例えば、
「Do you have any coffee?」「コーヒーはありますか?」
「Do you have any coupons? 」「クーポンはありますか?」
となります。
日本語では「~はないですか?」と否定語を含んだ表現をすることも多くありますが、英語では「(もしかして)~はありますか?」と聞くと同じニュアンスになります。この「もしかして」の意味を文中anyが担っています。
この言い回しは、お店以外でも例えば学校や職場などで「Do you have any question?」などの形でも良く登場しますので、覚えておくと便利です。
注意!日本語からの直訳「Isn’t there~?」は苛立ったニュアンスを与える可能性あり!
日本語「~はないですか?」を英語に直訳すると「Isn’t there~?」になりますが、これは苛立った言い方に聞こえるため注意が必要です。
全く使えないとは言い切れませんが、日本語と同様、言い方を工夫しないと相手に失礼に聞こえてしまいます。
特にアメリカ含め欧米諸国では日本のように「お客様は神様」ではありません。お客もお客としてある一定のマナーを守れなければ、お店側から受けたいサービスを受けられない、ということも多くあります。
たとえお金を払ってサービスを受けるお客としての立場であっても、今回の表現のように相手に何かを頼む場合は相手に失礼にならない表現を身に付けておくのが鉄則です。この辺りは、英語が母語であろうと第二言語であろうと変わらないことを覚えておきましょう。
他にもある!「~はないですか?」の丁寧な表現
今回の記事では「~はないですか?」は英語で「Do you have any~?」と表現するのがベストとお伝えしていますが、他にも同じ意味をより丁寧に伝える表現がいくつかあります。
その中の一つで使いやすいのが、「~would be best」です。「~だったらベストです。」から「~だと(があれば)嬉しいです。」という意味から「もし~があればそれをお願いします。」という意味で使えます。
例えば、
「Coffee would be best.」「コーヒーがあれば嬉しいです」
「An earlier appointment would be best.」「もっと早い予約があれば嬉しいです」
となり、謙虚に自分の希望を伝えることができます。
この表現も身に付けられれば、お店の人からも「押しつけがましくなく、謙虚なお客さんだな」と思ってもらえて満足いくサービスを受けられるはずです。余裕のある方は、この表現も合わせて活用してみましょう。
いかがでしたか?
「~はないですか?」の英語表現は、日本語から直訳すると少し強すぎる表現なものの、正しく使えると日常生活のあらゆる場面で活躍してくれます。
ぜひあなたも、当記事内容を参考に活用してみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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