みなさん、こんにちは。
日本語ではタクシーなどを利用した際に「ここで止めてください」と表現することが良くありますよね。
今回の記事では、海外旅行でタクシーやウーバーなどを利用した際にも便利な「ここで止めてください」の英語フレーズを詳しくご紹介していきます。
「うっかり日本語を英語に直訳してしまいがちだけど、この形で本当に伝わっているのかな?」そんな風に不安に感じることが多い方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
英語で「ここで止めてください」の一番自然な表現は「Here is fine.」
タクシーやウーバーに乗車後、運転手さんに「ここで止めてください」と表現するのに一番自然なのは、「Here is fine.」という表現です。
正確に訳すと「この辺りで大丈夫です」となりますが、日本語の「ここで止めてください」とほぼ同じ意味で使えます。
冒頭主語のhereは単体で「この辺り、この辺」という意味を表し、形容詞のfineはこの場合、「大丈夫」という意味になります。fineと聞くと挨拶文で良く出てくるので「元気な」という意味を想像する方も多いと思いますが、日常生活ではこの「大丈夫、問題ない」という意味でも良く使われます。
基本的なbe動詞を使った単純な文章ではありますが、ネイティブライクでパッと口から出せると自然な響きとなり相手にもすぐに伝える便利な表現です。ぜひこの機会に覚えてみましょう。
ここに注意!「Stop here, please. 」の直訳は命令口調に!
「ここで止めてください」と英語で言おうとすると、咄嗟に「Stop here, please.」と直訳してしまいそうになると思いますが、この表現は命令口調で相手にもかなりきつく伝わりますので注意が必要です。「いいから、ここで止めて」というようなニュアンスになります。
日本の公教育では「pleaseを語尾に付けると丁寧は表現になる」と習った方も多いかと思いますが、実際は逆のことも多く、pleaseが付いていることで言い方や状況によっては一段と厳しく、また嫌味っぽく聞こえることもあります。
また、この「Stop here, please.」は強い口調なため、急にこれを言われた運転手は何かあったのか、と思って急ブレーキをかけて車を止めるということにもなりかねません。「ここで止めてください」と上手く伝えるには、やはり先述した「Here is fine.」を活用するのが賢明です。
他にもある!「Here is fine. 」の類似表現
「Here is fine.」の他にも日本語の「ここで止めてください」に相当する類似表現がいくつかあります。
そのうちの一つが、「Can you stop over here?」です。
「Can you~? 」はカジュアルに相手に何かお願いする際の定番の英語フレーズですよね。もっと丁寧な響きにしたい場合は、この部分を「Could you~?」に置き換えることもできます。
疑問文で「あちらで止めてもらえますか?」と相手に聞く形にはなりますが、この聞き方であれば相手も素直に「Sure.」とお願いに応じてくれるでしょう。
今回取り上げている「Here is fine.」と合わせて覚えておいても損はない使える表現です。
日本語からの直訳には注意が必要なものの、サッと言えるようになると重宝する便利な英語表現、それが今回お伝えした「Here is fine.」です。
ぜひあなたも海外出張・旅行先で積極的に活用してみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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