【欧米文化を知ろう!】クリスマスカードあれこれ

【欧米文化を知ろう!】クリスマスカードあれこれ

Hello from Canada!

Fruitful English講師のYukoです。

12月に入りましたね。そろそろ年賀状のことを考えている方もいらっしゃるのでは?

カナダでは年賀状ではなく、一般的にはクリスマス前にカードを送り合います。

 

Christmas cards, Hanukkah cards, Holiday cards

Christmas cards と呼ばれていますが、

多文化・多民族・多宗教のカナダですので、

送る方も送られる方もキリスト教徒とは限りません。

お店には、ユダヤ教徒用のHanukah cardsや

無宗教のHoliday cardsも並びます。

 

選択肢1:写真あり?なし?

日本の年賀状は葉書ですが、カナダではカード&封筒です。

家族写真、子供たちの写真、ペットの写真などを使った写真派も多くいます。

オンラインで簡単にデザインや写真を選んで注文できるのも日本と一緒です。

写真なし派は、お店で買ったカードを使う方が多いです。

 

選択肢2:Flat? Folded?

お店で買うカードはどれもFoled型(見開き)ですが、

写真付きのカードを注文すると、FlatかFoldedかを選べます。

Flatは葉書のように一枚です。

しかし、葉書として使えるものでもないので、封筒に入れなければなりません。

ツルツルの素材ですので、メッセージが書きにくいのが難ですが、

Foldedよりお値段が安いです。

Foldedは、見開き型で、中にメッセージを書くことができます。

 

選択肢3:サインだけ?メッセージ?お手紙?

カードに送り主の名前だけサインする方もいますが、

やはり一言メッセージがあるとさらにうれしいものです。

我が家は必ずメッセージを書くので、Folded型のカードを選びます。

カナダで暮らし始めて初めて受け取ったのが、

「カード+手紙」というパターン。

手紙といっても、手書きではなく、印刷やコピーしたものです。

1-2枚にぎっしりとその年の家族の近況が事細かく書かれています。

「お孫さんはもう大学生!」

「息子さんが結婚したんだって。」

「カリブ海クルーズに行ったんだ~。いいなあ。」

など微笑ましくなるニュースが大抵ですが、

中には「ここまで報告するの?」というものも(笑)。

私の友人が30になったばかりで家を買った年、

彼女からのクリスマスレターには、

家のお値段から、ローン完済にXX年かかることまで書かれてありました!

日本と同じく、

年々カードのかわりにメールやSNSを使ったご挨拶が多くなりましたが、

色とりどりのカードを手にするのもうれしいものです。

 

今年はどんなカードにしましょう?そろそろ動き出さないと!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。