Ciao a tutti! (Hi everyone!) イタリア在住のロベルトです。
今月の「イタリア語のススメ」は、イタリア語の一番面白い部分...
「名詞」を紹介します!
イタリア語の名詞には性別がある!
名詞がなぜ面白いかというと、イタリア語の名詞には「男性形」と「女性形」があるからなんですね。例えば、アイスクリーム(gelato)は男性で、かき氷(granita)は女性です。
いくつか例を挙げてみましょう。
先に言っておきますが、どうしてこの名詞は女性か?あの名詞はなぜ男性か?と聞かれても、誰でも分かりませんので、説明を求められても困ります。。。
そういうものですから、ただ覚えるしかありません。言語はそういう面がありますね。日本語学習者が、なぜ「お肉」には「お」をつけるのに、「きのこ」は「おきのこ」と言わないのか、と考えてばかりいても日本語が上達しないのと一緒です。
男性名詞と女性名詞の見分け方
さて、男性形と女性形にはそれぞれの特徴があります。気付きましたか?もう一度表を見てみましょう。
そう、男性形はOで終わる単語が多く、女性形はAで終わる単語が多いんです。
これは人の名前も同じで、Mario(スーパーマリオのマリオですね)とMaria(聖母マリア様のマリア)と最後の文字で男性か女性か分かります。日本なら、孝雄さんと孝子さんみたいな感じかな。
もちろん、例外はありますが、基本的にこのような決まりになっています。が、これは単数形の話なので、複数形は次回!(笑)
※ドイツ語など「中性」のある言語もあるんですよ。
イタリア語の良いところ④
英語の勉強をしている時、英語のルールの曖昧さに悩むことって結構ありますよね。添削している講師もそれは一緒で、「そういうものなんです」としか言えないこともあります。
その点、イタリア語はルールがハッキリしていますから、文法で説明してもらうことを好む日本人向きの言語です!!
イタリア在住。3言語の通訳・翻訳家。最近は特に、十数年住んだ日本が懐かしくてたまりません。
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