【便利な英語フレーズ】もっと自然な「今、何時ですか?」

【便利な英語フレーズ】もっと自然な「今、何時ですか?」

みなさん、こんにちは。

 

例えば、旅行先でたまたま隣り合わせた人に「すみません、今、何時ですか?」と聞くこともありますが、日常生活の中ですでに関係性のある人にこの質問をしたいことももちろんありますよね。

あなたは、そんな場面でより自然に「今、何時ですか?」と聞ける便利な英語フレーズを知っていますか?

「中学英語で習って当たり前に使ってきた表現をもっと洗練されたものにしたい」そんな風に思っている方は、ぜひ今回の内容を読み進めてみてくださいね。

 

学校で習った「What time is it now?」には少し硬いニュアンスがある

多くの日本人の方に「”今、何時ですか?”って英語で言ってみてください」と質問すると、ほとんどの方が「What time is it now?」と答えることでしょう。

あなたも、中学校の時の英語の授業でこのフレーズを習って書いたり音読したりした記憶があると思います。

実はこのフレーズ、もちろん相手に時間を尋ねる表現として正しい表現ではあるのですが、日常会話で使用すると少し硬いニュアンスのある響きで相手に伝わります

従って、全く見ず知らずの相手にあえて硬さを残して伝えるのには適当なのですが、例えばすでに顔なじみで親しい仲の友達や同僚に向かって使うと硬すぎるため相手が距離を感じてしまい、ちょっと不思議に思われてしまう可能性が高いです。

「では、代わりにどんなフレーズを使えば良いの?」ときっとあなたも気になってきましたよね。以下から、詳しくご紹介していきます。

 

すでに親しい仲の人には「Do you have the time?」を使おう

すでに顔なじみで親しい仲の人、あるいは今までも何度か相手に時間を確認したことがあり、再度確認したいなどの場合は「Do you have the time?」というフレーズを使用するとより自然な響きになります。

先にご紹介した「What time is it now?」が「今、何時ですか?」という意味になるのに対して、このフレーズは「今、何時か分かりますか?」と日本語でも少しだけフレンドリーさが加わるのが特徴です。

他にも、同じようなニュアンスで時間を聞く場合に「Do you know what time it is?」、また相手が携帯や時計など明らかに時間が分かるものを持っているのを前提に時間を聞く場合は「What time do you have?」と表現することもできます。

このように、英語では相手との関係の深さによって異なるフレーズや表現を使用することが多いので、この点に注意して話せるようになると会話も楽になります。

 

類似表現「Do you have time?」は違う意味に伝わるので注意!

今回ご紹介した「Do you have the time?」にとても良く似た表現に「Do you have time?」があります。冠詞のtheがあるかないかだけの違いしかないのですが、それだけの違いで全く意味が変わってきてしまうので注意です。

実は、後者のフレーズは相手に暇な時間があるかどうかを尋ねる「お時間ありますか?」という意味になります。確かにこちらも時間にまつわる質問フレーズなのですが、「今、何時か分かりますか?」に比べると全く意味が変わってきますよね。

よくある笑い話は、相手に時間を聞こうと思ったのに、間違って暇があるかどうかを聞いてしまって相手を誘っていることになってしまった、というものです。気を付けたいポイントですよね。

冠詞という概念自体が日本人にとって理解しにくいものなため、この辺りはなおざりになりがちですが、それぞれが表す意味をしっかり捉えて整理しておくと迷うこともありません。

 

自然な英語表現には工夫が必要なことも

いかがでしたか?

中学校の頃から知っている馴染み深い英語フレーズも、日常生活で本当に使える表現として捉え直してみると少し工夫が要るものもあるということが分かったのではないかと思います。

より自然で相手に伝わりやすい表現を目指し、ぜひあなたも当記事内容を参考にしてみてくださいね。

 

 


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ABOUTこの記事をかいた人

日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。 英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。 長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。