友達との会話で
先日、アメリカ人女性と話していたときのこと。
「週末の予定は立てたの?」と聞かれたので、普段から計画を立てる事が全くない私は、「I am going to play it by ear.」と答えました。
すると、その女性は「So, you are going to fly by the seat of your pants?」と
聞き返してきたのです。
「going to …fly…pants??」
私は彼女が一体何を言っているのか、全くわかりませんでした。
パンツを飛ばしに行くのか?と戸惑い、困った顔をしている私に彼女は教えてくれました。
「fly by the seat of one’s pantsは、 play it by earと同じ意味だよ」と。
合わせて覚えておきたいイディオム
「play it by ear」は、楽器を楽譜なしで演奏する、即興で演奏すると言う意味から「臨機応変にやる・流れに任せてやる」という意味で使われるようになりました。
しかし、「fly by the seat of one’s pants」は初めて聞きました。
人によっては、「go by the seat of one’s pants」とも言ったりするそうです。
言葉の意味はわかったものの、そのフレーズの由来に興味があったのでいろいろ調べてみました。
どうやら、飛行機の計器に頼らずにパイロットの勘で操縦すると言う意味から、「流れに任せてやる・計画なしでやる」と言う意味で使われるようになったようです。
なるほど、面白いですね!
「流れに任せてやる・計画なしでやる」という意味の英語のイディオムは他にもあり、「go with the flow」がよく知られていると思います。
このイディオムは、「fly by the seat of one’s pants」よりもよく聞きますよね。
「Go with the flow」は流れに任せてやる。そのままですね。
「A go with the flow kind of person」という表現をよく耳にします。
この「A go with the flow kind of person」 は「流れに任せて生きる人」。
英語日記で使える!「計画をたてる人」「流れに任せる人」
では逆に、「計画を立てる人」は英語で何と言うのでしょうか?
答えは「a planner」や「a planner person」です。
もしあなたがいつも計画を立てて行動する人であれば、
「I am a planner.」や「I am a planner person」と言えます。
私は完全に、「A go with the flow kind of person」です。
いくら計画を立てても計画通りに行くことなんて無かったので、もう流れに任せて生きることにしました。
あなたはどちらですか?
外国語大学英米語学科卒業。世界中の人にオンラインで日本語を教えている。
外国の人と意見を交換したり、文化について話し合うことが好き。
海外ひとり旅が大好きで、旅をしながら暮らすのが夢。
40才からもう一度本格的に英会話の練習に取り組んだ経験を持つ。
その過程で経験したことや、習得したことをもとに英語習得について語ります。
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