「FRIENDS」、好きじゃないんですよね…派でした
英語を学習していると、必ずと言っていいほど「ドラマ『FRIENDS』を見ると良いですよ」と聞くと思います。
でも、かなりの割合で「FRIENDS、あまり好きじゃないんですよね…」とも聞きます。
実は私も、以前は「FRIENDS、あまり好きじゃないんですよね…」派でした。
ちっとも面白いと思わなかったのです(FRIENDSファンの方、すみません…)。
それが、今では「日常的な英語を学ぶのだったら『FRIENDS』はオススメですよ」と言ってます。
興味をもてた時からはbinge watch!
いきなり「FRIENDS、面白い!」と思い始めたわけではありません。
少なくともシーズン1の途中までは「つまらない…」と思いながら見ていました。
皆が笑っている場面で一体何が面白いのかさっぱり分からず、じーっと見ていました。
ジョーイの決めセリフ「How’re you doing?」も、なぜ笑いが起こるのかさっぱりで(笑)。
でも、ある時ふと思ったのです。これは、彼らの笑いが面白くないのではなくて、私が彼らの文化や慣習を知らないから面白くないと感じるのだと。
ドラマの中で起こっていること自分の経験が全く繋がらないのに、共感できるわけがないですよね。
例えば、こんなセリフが出てくるのですが、皆さん分かるでしょうか?
Oh, I think this is the episode of “Three’s Company” where’s there some kind of a misunderstanding.
この文章を理解するには、「Three’s Company」はTVドラマのシリーズで、男性1人と女性2人がひとつ屋根の下に暮らし、毎回何かしら恋愛問題での誤解が生まれて喧嘩になるという話である、ということが分からないと、咄嗟には分かりませんよね。
また、今でこそ、ルームシェアも普通になってきていますが、一昔前までは日本にはそのような文化はなく、「Central Park」(FRIENDSに出てくるコーヒーショップ)のように、そこに行けば誰か友だちがいる、いつもそこでおしゃべりをしている、というような場所も、日本人はそんなに持ってないのではないかと思います。
こう整理出来たときに、私は初めて「FRIENDS」に興味が持てました。
自分が、このような生活を普通にしている人だとしたら?と思って見てみると、なるほど、面白い(笑)。
そこからは、なんとラストシーズンまでbinge watch(TVドラマなどを一気すること)でした。
アメリカの生活や文化に興味がある人にはおすすめ
「FRIENDS」は、アメリカで生活したことあがある人や、アメリカの文化を体験したことがある人、またはそういう生活に憧れる人、興味がある人などが見ると、楽しいと思うのかも知れません。
ですので、そういう人たちが英語を学ぶにはもってこいの教材だと思います。
「FRIENDS」の英語は、今では多少古くなっているという話もありますが、基本的な日常会話を学ぶことを目的とするのであれば全く問題ないと思います。
最近では「The Big Bang Theory」というドラマシリーズもかなり人気らしいですが、私は、またそちらには興味を持てていませんので、何かがまた理解できないのだなぁと思っています。
人にはそれぞれに好みがあるので、何を教材にしても良いと思いますが、「FRIENDS」の英語を少し見てみると、かなり使えるものが盛り沢山ですので、時間があるときにちょっと見てみても良いかも知れませんね。
海外ドラマ・海外映画の映像翻訳がやりたい!
Morgan’s「海外ドラマSUITSに学ぶ英会話フレーズ」
映像翻訳には、学校や英会話塾では教えてくれないネイティブならではの言い回しやスラングの知識が必須!
言わずと知れた名作ドラマ「SUITS」は、法律事務所を舞台にしたリーガルドラマ。
事務所内でのビジネス英語から、弁護依頼人たちのトラブルの内容、恋愛に使えるフレーズなど、映像翻訳に必要な“生きた英語”をモーガン先生がご紹介します。
高校時代に1年間イギリスへ留学し、日本人が誰一人いない町で地元の高校に通う。まったく言葉が通じない最初の3ヶ月間は辛かったが、ある日「school」の正しい発音を習得!ホストファミリーにも恵まれ、そこから楽しい留学生活を送る(思えば、ここが出発点だったかも?)。大学卒業後から1年半をイタリアで過ごし、帰国後は映画配給会社に就職。映画のシノプシスや作品の字幕翻訳に携わる。その後、デザインやアートに関する展覧会のPRマーケティング、海外教育機関とのコミュニケーションやコーディネーション業務などに従事した後、独立。現在は、出版や映像翻訳の他、通訳や英語でのインタビュアーなども務める。
『基本はアクティブ。走ること、泳ぐこと、山歩くことが好き。人混みはあまり好きではないが、いろいろな感覚が刺激を受けるので、街にも出かける。でもやはり一番のお気に入りは、さわやかな風が吹く中で歩く、自宅近くの海辺。』
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