みなさん、こんにちは!ブログライターのChiakiです。
まもなく節分ですね。
私の子供たちが通う園でも、工作で鬼のお面を作ってイベントの準備をしたりと、節分に向けて盛り上がってきているようです!
節分では豆まきをして邪気払いをしますが、他にどのようなものが魔除けとして私たちの生活に馴染んでいるでしょうか?
今回は、節分の由来と合わせて日本の魔除けアイテムについても日英でご紹介していきます。
節分の由来
節分は、その字の通り「季節を分ける」といった意味があります。冬から春に移り変わる、その始まりである「立春」の前日に設定される場合が多く、実は2月3日に決められている訳ではないのですね。2月2日や4日になる場合もあるのです。
昔から、この季節の変わり目には予期せぬ出来事が起きてしまうケースが多いと言われてきました。そこで、立春になる前日に、悪いものを追い払って幸運が舞い込むよう願った節分の行事が受け継がれていったと考えられています。
節分での魔除け
節分といえば、「鬼は外!福は内!」と言いながら豆をまき、自分の年の数(年の数+1の場合もある)だけ豆を食べる習慣を思い出しますが、それだけではありません。地域によっては、「においが鬼を追い払う」とされ、焼いた鰯の頭やニンニクを玄関に飾ることもあるようです。鬼の目を刺す柊と焼き鰯の頭を合わせた、柊鰯が玄関に飾られていることも。とっても強力な魔除けになりそうです…!
魔除けになるアイテム
日本の生活の中に根付いている魔除けと言えば、以下のようなものが思い浮かびます。合わせて英語でもご紹介しますね。
お守り/ Omamori (Good luck charm)
お守りは、日本人にとって最も身近な魔除けアイテムではないでしょうか。代表的なものは「無病息災」「恋愛成就」「安産祈願」「合格祈願」などがありますが、幅広い種類に渡っています。
“Omamori” are Japanese charms that give luck to us. Things are like “wish for good health”, “fulfillment of love”, “prayer for safe delivery”, “success in examination”.
鬼瓦 / Oni-gawara (Gargoyle)
鬼瓦とは、和風住宅の瓦屋根の端に据えられる装飾瓦の総称です。最近はなかなか見かけることが少なくなってしまいましたが、昔の人は「鬼を味方につけて家を守ってもらう」という願いをこめて、魔除けとしていたようですよ。
“Oni-gawara” literally means “a demon roof tile”. It scares away fires and evil spirits to protect the building and people.
盛り塩/ Mori-shio (Pile of salt)
小皿に塩を盛り、玄関や建物の入り口に置くことで悪い運気を取り除く効果があるとされています。
Placing a pile of salt by the entrance of a building brings good luck and keeps evil spirits away.
家紋/ Kamon (Family emblem)
家紋とは、日本のそれぞれの家に伝わる紋章(ロゴマーク)です。最近は核家族が進んだこともあり、家紋を意識する機会が減ってきていますが、大事な式典に出席する際などは家紋入りの着物を着用したりする方もいらっしゃいますよね。
“Kamon” is a family emblem which every Japanese family has. There are nearly five thousand kinds of Kamon across Japan, and each one of them has an auspicious meaning.
お地蔵さま/ Jizo (the guardian deity of children)
お寺だけではなく道端でも見かけることのあるお地蔵さま。優しい顔立ちで人々を見守って下さり、特に子供を守る神様として信仰される場合が多いようです。
Jizo is a guardian deity who protects the souls of children from falling into hell. This stone statues are on the roadside as well as at temples.
しめ飾り/ Shimekazari (decoration for the New Year celebration)
新年を迎える際、「ここが歳神様を迎える家ですよ」と示すために各家の玄関に飾られてるしめ飾り。これがある家には悪霊は入る事ができないと言われ、魔除けの役割も果たしています。
New Year decorations have lots of spiritual meanings: some are for protection, other for welcoming the gods (kami). They are placed on the porch or the entrance door during the new year season.
どれも昔から言い伝えられているものですが、何か良くない出来事から私たちを守ってくれるような安心感がありますね。
まとめ
今回は、節分の行事についての由来や、日本に根付いている魔除けの文化についてご紹介しました。改めて考えてみると、縁起担ぎや幸福を呼び寄せるようなアイテムは日常に目にするものも多く、日ごろから邪気を寄せ付けないよう守って頂いているような気持ちになりますね。
節分として意識される立春前日だけではなく、立夏・立秋・立冬も合わせ、季節の移り変わりを感じながら一年を過ごしてみるのも良いかもしれません。
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海外留学、海外生活無しの純ジャパニーズ。英語が好き!外国文化に興味がある!という一心で英語学習を続けています。
国際線客室乗務員と外資系企業での役員秘書を通して感じたアレコレも執筆予定。TOEIC910点。着物が大好き。
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