みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。
もうすぐ6月ですね。6月と言えば、日本では「梅雨」や「紫陽花」のイメージだと思います。
イタリアで6月と言えば「夏休み」!!イタリアの学校は、6月前半から3ヶ月間の夏休みに入ります。
大人になってだいぶたちますが、1年の区切りは、クリスマスやお正月ではなく、「夏」という感覚が抜けません。これは私だけではなく、6月半ばから9月半ばまで、街の雰囲気も違います。
いつも通り仕事があっても、「バカンス」の気分。
私は海のそばに住んでいますが、6月のウィークエンドは都市からやって来る人たちでビーチが混むようになり、気分が上がっているのが分かります。
その一方、9月に入るとバカンスの終わりが近づくので、当然落ち込み気味になるのですが...。
3ヶ月の夏休みは長すぎる?
さて、子どもたちに話を戻しましょう。
夏休みが3ヶ月あると日本で話すと、たいてい「それじゃ、勉強にならない!」とか「休みが長すぎて子どもがだらけてしまう」とよく言われました。
でも実際は、その逆です!少なくとも私や友達はそうでしたし、息子や息子のクラスメイトもそうです。
夏休みに時間がたっぷりあるからこそ、次の学年に進むためのエネルギーは満タンになります。さすがに3ヶ月も休むと、学校に戻ることも楽しみになります。
そもそも、勉強において何が一番大事かと言うと「やる気」です。
「勉強したい」という気持ちですね。もしこれが、「もう学校か」、「まだゆっくりしたかったなぁ」と思うなら、気持ちを100%勉強に向けるのは難しいですよね。
それだったら、たっぷり休ませればいいんじゃない?と私は思います。
これは、子どもだけじゃなく大人の学びでも一緒。「よく学ぶためによく休む」は向上するために大事なこと。
体も心もしっかり休めたら、体はポジティブな反応を返してくれます。「もうこれ以上休みは要らないな」と思えたら、それは「勉強に最適な時」と言えるでしょう。
まぁ、それがなかなか難しいですけどね。
誰が子ども達の面倒を見る?
そんな訳で、もうすぐ子どもたちにとっては楽しみな夏休み。さて親にとってはどうでしょう。
日本のお父さん・お母さんの大きな疑問は、きっと「3ヶ月も誰が子どもの面倒を見るの?」だと思います。
イタリアでも共働きの家庭は多いのですが、家族のつながりが強いので、多くの家庭では祖父母や親せきなどが子どもたちの面倒を見ます。
サマーキャンプもありますが、泊りではなく、朝に子どもを預けて、夕方迎えに行くサマーキャンプが多いような印象です。
夜ご飯は家族みんなで食べたい...からかな?
こんなイタリアの夏休み、どうですか?
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イタリア在住。3言語の通訳・翻訳家。最近は特に、十数年住んだ日本が懐かしくてたまりません。
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