【ドイツ留学体験記!】僕が住んでいたTitisee(ティティぜー)村

【ドイツ留学体験記!】僕が住んでいたTitisee(ティティぜー)村

みなさん、こんにちは。Kenです。ドイツのことをまた思い出してみましょう。

 

今回は僕が住んでいたTitisee(ティティゼー)という村を紹介してみます。

ドイツ南西部の中規模都市であるフライブルクから電車で約40分の、シュバルツバルトの山の中にある、高原の避暑地です。

 

そうそう、「シュバルツバルト」って「黒い森」という意味ですが、もちろん森はたくさんあるもの、感覚的にはこの山地全体を指して言うことが多いようです。

(↑冬は湖面が凍るときもあります)

ティティゼー駅の標高は858m(駅に看板が出されている)で、ほんとに、“下界”のフライブルクとは気温が違います。それゆえ、避暑地として有名な場所で、村の名前にもなっているTitiseeという湖があります(See = 湖)(気がついた方もいらっしゃるかな、そうです、英語のseaと同じ語源です。)

 

そんな観光地のFerienwohnung (フェーリエンヴォーヌング) と呼ばれる休暇用のアパートに僕は住んでいました。本当は週単位で休暇を過ごす人が借りるような物件だったのですが、大家さんの好意で月単位で、割引価格で住まわせてもらっていました。Ferienwohnungに住んでいた、というと贅沢に聞こえるのですが、家具、家電製品がすべて揃っているのでそれを買うことを考えると安いな、という判断でした。

 

高原の湖畔の避暑地で休暇を静かに過ごす人が来るような村なので散歩道には事欠きません。もちろん、メインのTitiseeにそって歩く道が人通りも多く、にぎやかでした。土産物屋、カフェ、ジェラート屋さんなどが並んでいる観光地です。

 

いろいろ見て回るのも楽しいのですが、僕が気に入っていたのは、湖からちょっと離れたところを歩く森の中を通るルートです。下草が刈られているからか、そもそもあんまり森の中には下草が生えないのか、森の中ってわりと空間があるんです。

日本の田舎で山の近くで育った僕には新鮮でした。日本の山って結局は「ヤブ」のようになっちゃいますものね。「赤ずきんちゃん」や「青い鳥」で森を歩くシーンができますが、「ああ、なるほどこれならやぶを掻き分けなくても歩けるね」と納得したものです。

 

その森を進むルートにあったのがEisweiher(アイスヴァイアー)という池です。この池を1周する小道を僕はよく散歩していました。

初めてこの池を見つけたのは偶然でした。ある時、森の中をずんずん歩いていっていたら突然ひらけて池が現れたときは「よっしゃ僕の池だ!」と思ったけど、後に手に入れた観光マップにはちゃんと載ってました。そりゃそうですよね。それ以来気に入って2、3日に1回位は池を周回する小道を歩いていたと思います。

 

池なんだけど、地面が見えている湿地のようになっている部分が多く、そのせいでいろんな生き物や植物も見つけられましたよ。

 

たとえば

こんなフキノトウも!食べようかと思いましたが、花がフサフサと咲いていたので諦めました。この写真は2004年4月5日に撮ったものです。へー、ドイツにもフキノトウってあるんだ、と驚きました。また、確か5月ごろにはオタマジャクシを見つけ、しばらくは観察するのが楽しみでした。

 

*****

なかなか今は自由に旅行できませんが、みなさんももしドイツにいらっしゃることがあれば、森のお散歩、おすすめです。

これ書いていると、僕もまた行きたくなりました。

 

 

 

 

フルーツフルイングリッシュで英語表現の楽しさ感じてください 。初めての方には英作文添削チケット2回分をプレゼント。
「無料英語テスト800問(解説付)」メルマガも大人気。今すぐチェック!

英語テスト800問・英文添削2回が無料!

※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。

1 Star (7 イイネ!が押されています)
この記事が良いと思ったらイイネ!を押してください。
読み込み中...
 HOMEへ戻る 

コメントする

コメントは認証制です。執筆者に認証されるまでは表示されません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。