皆さん、こんにちは。翻訳の添削を担当しているSatokoです。
さて、今日は「ゴミ」や「環境」についてお話したいと思います。
ゴミの分別から考える環境問題
私が住んでいる市は環境問題に比較的力を入れており、分別をするゴミの種類がかなり細かく分かれています。
それに加えて、近くに住むおじいちゃんがゴミ出しの日には目を光らせているので、間違ってゴミ置き場に置こうものなら「これは月曜日のゴミ!」と、すぐさまお叱りを受けます。。
もともと環境問題(environmental issue)には関心があったので、私は特に分別(sort out)を苦と感じないのですが、
なんでもかんでも「燃えるゴミ(burnable)」として捨てていた夫は(アメリカ出身)、
いまだに「紙ゴミ(paper trash)」を「燃えるゴミ」にポイっとすることがあります。
そのたびに、私が
「This goes here!(これは、ここに捨てるの!)」
と近所のおじいちゃんのように注意するのが、我が家の日常となっています。
毎日の小さな積み重ねが大事と思い、
日々の環境負荷(environmental impact / burden)を減らそうとしていますが、やはり社会全体の取り組みが大事だなぁと思います。
日本とは全く異なる北欧の環境意識
先進的なのは、やはり北欧。
以前、教育関係のフィンランド視察をコーディネートしアテンド通訳をする仕事をしたのですが、環境に対する意識が日本人とは全く違うことに衝撃を受けました。
ゴミを分別することに文句を言うどころか「何が特別なの?」という感じで、企業も製品を生産(produce)からリサイクルまで責任を負っています。
子どもたちの教育も保育園から始まり、小学校では「環境」という言葉がゴミなどの問題だけではなく、建築や地域の人たちとの関係というところまで解釈が広がっています。
自分の視野の狭さにショックを受けた私は、開いた口がふさがりませんでした。
「日本もフィンランドも、昔から人と自然が近い距離感で存在してきたのに、なぜ、こんなにも違うんだろう…」と、視察に参加した人たちも、今後の取り組みに関する様々なヒントは得たものの、それ以上に「なぜ、フィンランドはこういうことができるのか??」ということに疑問を感じ、皆、悶々としながら帰国の途に着いたのを覚えています。
環境を考えて私たちにできることって?
最近(2021年2月現在)は日本でも、紙製や竹製のストローなどをカフェで見かけることが多くなり、レジ袋(plastic bag)も有料になりました。
そして我が家では、夫と二人、燃えるゴミよりもはるかに多いプラスティックボトルやゴミを見つめ、炭酸水をつくるマシンの購入を検討し始めています。
デンマークでは「牛のゲップやおならに含まれている大量のメタンガスをどうやって減らすのか」という対策を模索しているというのですから、炭酸水メーカーの購入を悩んでいる私たちって…と思いますが…。
それでもやはり、何かしらやらないと前に進まないので、夫に「This goes here!」と注意する日々をなくすこと!
まずは、これを目標にしようと思います。
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『基本はアクティブ。走ること、泳ぐこと、山歩くことが好き。人混みはあまり好きではないが、いろいろな感覚が刺激を受けるので、街にも出かける。でもやはり一番のお気に入りは、さわやかな風が吹く中で歩く、自宅近くの海辺。』
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