みなさん、こんにちは。
自然な表現と発音が身に付いて、リスニング力も上がると言われていて、しかも楽しいという、いいこと尽くめの海外ドラマを使った英語の勉強法。とはいえ実際どうやって海外ドラマを英語学習に取り入れたらいいのか迷いますよね。
ただ見るだけでいいのか、字幕なしの方が良いのか、字幕は英語にするのか、どれだけの分量をやるのか…などなど。
今回は実際やってみて良かった学習法の一例をご紹介したいと思います。
海外ドラマを使った英語学習法の基本
まず海外ドラマを使った英語学習法は以下のような手順が一般的かと思います。
- 日本語字幕ありで見て内容を把握する。
- 英語字幕でもう一度見る。その際知らなかった、聞き取れなかった単語や表現を調べる。
- 字幕なしで分かるまで見る。その後シャドーイング練習。気に入ったセリフはメモしてストックする。
とても役に立つしっかりとした勉強法ですが、これを毎回全てこなそうとするとかなりの労力を要すると思います。私も実際やってみたところ、恥ずかしながら負担が大きく継続出来ませんでした。
もう少し気軽に続けられないかと考えたところ、海外ドラマを使って勉強するときは、欲張らずに目的を絞るといいことに気が付きました。
海外ドラマを使った英語学習法のポイント ー目的を絞る!
私の場合は自然なイントネーションの練習がしたかったので、スピーキングとリスニングに目的を絞りました。
その手順がこちらです。
- 普通に楽しんで動画を見る。
- 1話に1箇所は必ずセリフを練習(シャドウイング、オーバーラッピング)する。
どうでしょうか?
これだけシンプルなら続けられそうな気がしませんか?
気になった箇所だけ(冒頭や終盤の一場面などと決めておいても良いと思います)、でも必ず1話ごとに1回は練習するというルールです。1話見終わってからまとめてでも良いですし、その都度英語字幕に切り替えて練習しても良いと思います。
この方法は、新しいフレーズや単語の習得に目的を絞った場合でも使えます。普通に動画を視聴して、1話に1箇所は必ず何か新しいフレーズや単語をノートに書き留めて覚えるようにすればO Kです。
海外ドラマを使った英語学習法のポイント ー気軽に継続できる自分のルールを作る!
気軽に継続することが目的なので、動画そのものを楽しみながら、でも1話に1箇所は必ず、というルールだけにしてみました。なのでもちろんその日のやる気次第で分量を増やしたり減らしたりしてO K
です。あくまで、最低1話に1回ルールです。
また、これは楽しくて続けたい!と思ったのが、オーバーラッピングの延長でアテレコをすることです。
何度かセリフを読む練習をした後、音声を消して英語の字幕に合わせてキャラクターになりきって言ってみます。速度が早いので最初は難しいですが、上手く言えるようになって録音(録画)してみると自分が作中で話しているように見えて新鮮でテンションも上がり楽しめます。(笑)
大好きで何度も見ているエピソードや映画などであれば、1本丸ごとアテレコも夢じゃないかもしれません!
最後に海外ドラマ、映画を用いた英語学習でどれほど効果があるのかということですが、実感として、海外ドラマを視聴した後は必ず英語が聞こえやすくなります。断続的に英語の音声を聴き続けることで少なからず耳が慣れることと、英語学習者の方であれば、無意識のうちにも能動的に英語を聞き取ろうとしていると思いますので、少なくともリスニング的には効果があると感じます。
いかがでしたでしょうか。
海外ドラマや映画を使った英語学習法は無限に考えられると思いますが、一番の醍醐味は楽しみながら英語に触れられることで学習が続けやすくなることだと思います。ぜひそのメリットを活かして、ご自身に合った海外ドラマ活用法を見つけてみてください。
海外ドラマ・海外映画の映像翻訳がやりたい!
Morgan’s「海外ドラマSUITSに学ぶ英会話フレーズ」
映像翻訳には、学校や英会話塾では教えてくれないネイティブならではの言い回しやスラングの知識が必須!
言わずと知れた名作ドラマ「SUITS」は、法律事務所を舞台にしたリーガルドラマ。
事務所内でのビジネス英語から、弁護依頼人たちのトラブルの内容、恋愛に使えるフレーズなど、映像翻訳に必要な“生きた英語”が学べます。
海外・外国語大好きライター。
高校生のとき初めて訪れたイギリスがきっかけで、海外の魅力にどっぷりハマる。
英語の他にも様々な言語を学び(ロシア語、フランス語、ポーランド語など)、外国語学習の面白さを知る。
国内で英語を習得し、独学でTOEICスコア870点取得。
二度の留学や海外一人旅、英語講師、商社の海外営業事務として勤務した経験から、英語学習に役立つコンテンツをお届けします。
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする