ゼロからのドイツ語留学!体験記

ドイツ語留学!体験記

みなさん、こんにちは講師のKenです。

添削のコメントや「タンポポ通信」でも書いたことがあるのですが、僕は実はドイツに留学していたことがあります。2003年から2004年にかけての1年ほどを、語学学校生として過ごしたのですが、どんどん記憶も遠くなっていくばかりなので、当時、出会ったものや感じたことを少しでも覚えているうちにここでいろいろ書いてみようと思います。

 

ドイツ語留学体験記「どうしてドイツ?」

この質問はほんとにたくさんの人から受けました。大学でも英語を学び、当時は英語を教える仕事をしていたので、やはり「珍しく」みえたと思います。もちろん英語圏に行って英語をブラッシュアップしたい、という希望もありましたが、やはりいちばんの理由は費用の問題でした。

日本で大学を出ているのにさらに留学をするからには外国の大学に行ってみたい、と僕は考えていました。しかし英語圏で再び大学に行くとなると、費用を捻出することができるとは思えず、どうしたものかと悩んでいたところ、「ドイツの大学は外国人でも学費が無料である」という情報に触れました(現在は州によって有料のところもあり)。学費が無料なら、なんとかなるかも、というのが一番のきっかけでドイツに行ってみたいなと思うようになりました。ということで僕はそもそもドイツという国やドイツ語に興味があったというわけではないのです。

また、もし留学を途中でやめるようなことになったり、卒業できなかったりしても、ドイツ語という2つ目の外国語を習得できれば、手ぶらで帰ってくることはないかな、という目論見もありました。実際のところ、大学入学のための語学学校を終えたところで日本に帰ってきたので、その通りになったというわけなのですけどね。

 

ドイツ語留学体験記「ドイツ語はゼロから」

さて、留学しよう!

と決心したものの、その時点で僕のドイツ語のスキルはゼロでした。ほんとに「グーテン・ターク(こんにちは)」くらいしか知っているフレーズもなく、自己紹介すらできない、数字も10までも言えない、書けない、という状況。住んでしまえば生きたドイツ語にいやというほど触れられるから大丈夫だろうとは思ったものの(これは僕の考えが甘かった。この点についてもいずれ書きますね)、少しは学習しておくことにしました。市の国際交流センターのようなところを通して見つけた、ドイツからの留学生に1回、彼の大学の学食でレッスンを受けることになりました。

その先生は、ドイツ語のことを説明できるほどには日本語はできなかったのでレッスンは英語でやってもらうことになりました。今になって考えると、このときの外国語について別の外国語で説明を受ける、そして外国語についての質問を外国語で行うということがとても良い経験になりました。

そんな状況ってなかなかないですものね。

さらに、その先生は一生懸命に楽しくレッスンの時間を作ってくれましたが、ドイツ語を教えるプロではなかったので、教え方についてもいろいろと気がつくところが多かったです。当時僕はすでに英語を教える仕事はしていたので、「こういうふうに説明すればよいのか」とか「この順番で示すとわかりやすいね」などと自分の仕事にも活かせるポイントが多かったです。

 

ドイツ語留学体験記「ドイツ到着」

さて、そのようにドイツ語の初歩の部分をさーっとしか学んでいなかったので、ドイツに到着してからは大変なことだらけでした。

ほんとに初級部分しか学んでないし、そのレッスンの時間以外にドイツ語を使っていなかったので、言葉が身についている、とはとてもいえませんでした。言いたいことがあっても先に英語が出てきちゃう感じです。何かの場所を尋ねるときに、文字通りに「右も左もわからない」ことで困ったこともありました。(こうやって書いてるといろんな人に迷惑かけたこともつぎつぎと思い出されます・・・)

 

では、その「ドイツ語ほぼゼロ」の状態から始まった語学学校のことなどについては次回書いてみようと思います。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。