イギリス音楽大学に入学した頃の話。ディクテーションのススメ。

イギリスの音楽大学に入学したころのお話。ディクテーションのススメ。

こんにちは。講師のみやこです。

前回はいろいろな英語のお話をしました。

※前回の記事「【海外暮らし体験談!】「東ティモール」での暮らしで学んだ円滑なコミュニケーションをとるコツと英語表現」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!

 

さて、

私は音楽家で、ロンドンの音楽大学出身なので、今回は音楽の話をしたいと思います。

 

授業の英語が聞き取れない!

ロンドンの音大出身なんて言うと、「かっこいー」なんて言われたりするのですが、

とんでもない。

音楽は言葉の壁が影響しない実技があるのでまだ救われましたが、それでも楽曲分析やら、教育音楽やら、音楽史やらのレッスンはすべて英語です。

高校を卒業してからそのままイギリスに渡った私。

一応準備として入学前には英語学校に通い、日常生活は何とかこなせるくらいには話せるようになっていたとは言え、それで大学の講義を不自由なく受けられるかと言ったら全然話は別です。

 

聞き取った英語を日本語に訳してメモを取る

とにかくわからないことばかり。

多分日本語で聞いたってわからないことも多い授業。(だったはず:笑)最初は授業を聞きながら、必死に日本語で書きとっていました。隣の席の子にのぞき込まれて面白がられたりしながら。

周りのクラスの子たちも、90%以上はイギリス人だったので、

「なんで英語もわかんない子が授業を受けに来てるんだ!?」

と、びっくりな様子。

でもありがたいことに、心配して時には一緒に課題をやろうと図書館に誘ってくれたり、宿題があるよと伝えてくれたり、授業中も、今の大事だから覚えておいたほうがいいよ。意味わかった?と聞いてくれたり。

 

→英語のまま書き取る

そのうちに、英語そのまま書きとれるようにはなってきましたが、まー何が大事なのかどこがポイントなのかもわからない。

不思議と、先生が雑談で脱線すると、スピードが上がって聞き取れなくなるので、「あ、雑談してるんだな」と理解できるという皮肉。。。

そんなこんなで、実技以外のクラスはずっと「味噌っかす」だったというのが正直なところです。

 

おススメ!ディクテーションの効果

でも、英語で聞いて英語で書きとる、を続けていた私。

ディクテーションの力は、ついてくると急に英語力が伸びました!

聞いて、書きとって、辞書で単語を調べる、を繰り返していたら、リスニング力が劇的にアップ。

そして正しく書き取らないと、辞書で調べるのも大変なので、音とスペルもつながってゆき、リーディングのスピードも自分で感じられるくらい上がって驚いたことを覚えています。

 

今はインターネットでいくらでも英語を聞くことができる時代。

是非皆さんも、お好きな分野の話者の英語のディクテーションに挑戦してみてください!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

高校卒業後に単身でロンドンへ。ロンドンの音楽大学ピアノ科卒。在学中より声楽に傾倒し、卒業後は声楽家、音楽講師としてロンドンで活動。12年のロンドン暮らしに終止符を打って帰国ののちは、演奏活動、音楽講師を続けながら、英会話スクールや小学校にて英語講師を務める。夫の転勤に伴い、フィリピン、東ティモールの居住経験あり。フィリピンでは東日本大震災のチャリティーコンサートに出演。また東ティモールでは、日本国大使館で行われた式典で東ティモールの大統領に、日本国歌と、東ティモール国歌を披露した。 趣味は読書とベランダ菜園。そして暇さえあればピアノを弾いたり歌を歌って過ごしている。