みなさん、こんにちは。Kenです。
今月も2003〜2004年の留学生活中のことを思い出してみます。今回も19年前の日記を見返してみます。
今回は2003年12月15日の日記を見返してみました(当時ブログをやっていたので残っているのです)。
どうやらこの日は通っていた語学学校のクリスマス前の最終日でテストが行われていたようです。
【2003年12月15日】
今日は学校の期末テストでした。
僕の通っている学校は大学進学のための語学学校なので
テストもシビアに行われます。
と思ってたんだけど、みんな、すごいすごい。
平気で「先生、この単語の意味はなんですか」
とか聞きます。
まあ「だめだったらだめであきらめるし、教えてくれるかどうかきいてみよう」
ってことだと思いますが。
教室ではコの字型にテーブルといすが並べてあったんだけど、
Lさんなんか、向かいの同国人にクチパクで
「これって○○のことやろ??」とか聞いてました。
でクチパクだからよく通じ合わなかったみたいで、
お国柄か、どんどん手振りと表情が大げさになっていってました。
かなりわらった。
で、「先生、これなんですか?」ってのが1回じゃないんです。
「この質問の意味は何ですか」とか、
「これってこういう意味?」とか英語で聞いたりする人もいたし。
結構しょっちゅう「先生、すみません」っての、テスト中に聞きました。
僕の友達のKちゃん(日本人)は隣のPくん(ポーランド人)に
「5の2は?」
とか聞かれたそうです。
これが日本以外の国では当たり前なのかどうなのかまではわかんないけど、
かんなり楽しいテストでした。
【きいたもんがち】
テストの詳細はもちろん覚えていないけど、テスト中にテストの内容をどんどん先生に質問することに驚いたのは今でも記憶に残っています。
だってそんなんだめでしょ、と。それ以前は日本の塾や予備校で働いていた僕にしてみれば、ほんとにありえない光景でした。
しかし日記中にも書いていたように「だめならだめでしょうがないけど、ひとまず尋ねてみよう」というのがスタンダードなのでしょうね。
このとき、初級クラスが始まって3ヶ月が経ったくらい。ドイツ語をゼロから初めて3ヶ月目でテスト中に答えを得るべく先生に堂々と質問するって、よく考えると素晴らしい上達速度ですよね。
これがどの語学学校でそうなのか、世界的に見てどうなのかはわかりませんが、いろいろな「あたりまえ」があるものだと、僕の世界が広がったのでした。
国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。
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