みなさん、こんにちは。
毎回使えるビジネス英語をご紹介しています。今回は、自社紹介の英語表現についてです。
まず、自社紹介を英語で適切に行うには、動詞が重要です。
なぜなら、自社を紹介する際に、「私たちは~をしています。」という形で始まります。この「~をしている」の動詞の部分であなたの会社が何をしているのかが相手にダイレクトに伝わります。
例えば、「弊社は10年以上、半導体技術の開発をしています。」や「弊社はヨーロッパのワインを専門に取り扱っています。」などです。
しかし、「開発する」や「専門に扱う」をすぐに英語で表現するのは意外に難しいです。
そこで、自社紹介でよく使われる動詞を9つ厳選しました。例文を見ながら使い方を確認していきましょう。
自社サービスを表現する要(かなめ)の動詞
Produce(生産する)
例)We produce high-end cars, and export to European countries.
(弊社は高級車を生産し、ヨーロッパへ輸出しています。)※名詞で使うと「農産物」になるので、気を付けましょう。
Supply/Provide(供給する)
例①)We supply our customers with electronic parts.
(弊社は顧客に電子機器の部品を供給しています。)
例②)We provide water to factories in Asia.
(私たちはアジアの国の工場へ水を供給しています。)
※主に【supply (provide) A with B】もしくは【supply (provide) B to A】の形で使い、「AにBを供給する」という意味になります。
Develop(開発する)
例)We’ve been developing technology for a semiconductor over 10 years.
(弊社は10年以上、半導体技術の開発をしています。)
※現在完了進行形を使うと、「過去10年間ずっと開発をしてきました」というニュアンスになります。
進行形を使うと、文字通り10年間24時間開発し続けている意味になるので注意しましょう。
Operate(運営する)
例)We operate several branches in Europe to support our customers.
(私たちの顧客をサポートするために、ヨーロッパでいくつかの支店を運営しています。)
※operateは「操作する」という意味から派生して、運営するという意味になっています。
Specialize in(専門に扱う)
例)We specialize in wine made in Europe and serve our customers here.
(弊社はヨーロッパのワインを専門に扱っており、ここでお客様に提供しています。)
※【be particular about ~】で「~にこだわりがある」という表現もあります。
Offer(提供する)
例)We offer transportation services to those who come to Vancouver.
(私たちはバンクーバーに来た人へ輸送サービスを提供しています。)
※主に【offer A B】もしくは【offer B to A】の形で使い、「AにBを提供する」という意味になります。
Distribute(卸す)
例)We import beer in bulk from Germany, and distribute it to the market in Japan.
(弊社はドイツからたくさんのビールを輸入して、日本の市場へ卸しています。)
※distributor (卸売業者)もビジネスでよく使われる単語です。
Publish(出版する)
例)We specialize in fashion and publish magazines for women.
(私たちはファッションを専門に扱っており、女性向けの雑誌の出版をしています。)
※Issue (発行する、出版する)の同義語がありますが、出版物に対しては使われません。
Manufacture(製造する)
例)We manufacture inkjet printers in Thailand and sell them in Japan.
(弊社はインクジェットプリンターを製造しており、日本へ販売しています。)
※manufacturer(製造業者)やmanufacturing company(製造会社)の形でもよく使われます。
ビジネスメールだけで3段階!
あらゆるシチュエーションに対応したメールスタイルを学ぶ!
K.Motoko先生のTHE FIVE STYLES
友人から会社の上司など送る相手に合わせたメールスタイルが5種類、さらに丁寧度を6段階に分けて英文メールの書き方を学べます。 基本的な英文メールのルールを網羅しながらも、実際ネイティブがビジネスやプライベートでどのようなメールを書いているかという観点でEメールの書き方を指導します。
タイで働く30歳の海外大好き営業マン
英語力0でカナダに留学し、猛勉強。TOEIC320点→TOEIC915点を取得しました。
カナダで身に着けた英語力を活かし、海外で働いています。ビジネスや日常会話で良く使う便利な英語フレーズを中心に記事を執筆しています。
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする