Hello from Canada. Fruitful English講師のYukoです。
日本語の会話で、
「40歳ぐらい」
「8時ごろ」
「緑っぽい色」
「どっちかっていうとyesかな」
といった表現を使いますよね。
英語でこれらはすべてishを使って言えるんですよ。
ishの意味
ishがつく単語といえば、
childish, boyish, foolish, selfish, British
などでしょうか。
child+ish, boy+ishというように、
名詞+ishで、形容詞になります。
ishには、
「~の、~に属する」という意味と
「~のような、~じみた」という意味があります。
前者は、BritishやIrish、
後者は、childish, boyish, foolish, selfishですね。
この他に、
「~っぽい」「~ごろ、~ぐらい」「どちらかといえば」
といった意味もあり、今回ご紹介するのは、これらの使い方です。
数字+ish
まずは、年齢に使ってみましょう。
“How old is her husband?”
“Fifty-ish, I guess.”
「彼女の旦那さんって何歳?」
「50歳ぐらいじゃない?」
次に、時間はどうでしょう?
“Let’s get together at two-ish on Sunday.”
「日曜日の2時ごろ集まろうよ。」
人数にも使えます。
“How many people are coming tomorrow?”
“I don’t know exactly. 10-ish?”
「明日、何人来るの?」
「はっきりとは知らないんだけど、10人ぐらいかな?」
色+ish
数字の次によく使われるのは、色+ishでしょう。
“The ocean was so beautiful. The colour was blueish and green-ish.”
「海の色はとても美しかったの。色は、青っぽいというか緑っぽいというか。」
“His hair is grey-ish.”‘
「彼の髪の毛は灰色っぽい。」
はっきり何色と言い切れないときに、色+ishと言えますね。
人+ish
「○○さんっぽいね」というようにも使えます。
例文を見てみましょう。
“I got this T-shirt for Tom.”
“Wow! It is so Tom-ish!”
「このTシャツをトムに買ったの。」
「わあ、すっごいトムっぽい!」
“This dance is Michael Jackson-ish.”
「このダンスはマイケル・ジャクソンっぽい。」
返事にもish
yes, noを求められている質問に答えたくても、
煮え切らないときだってあります。
そんな時にここでもish!
“Have you finished the assignment?”
“Yes-ish.”
「課題は終わったの?」
「どちらかというと終わった、かな。」
“You can come at 9 o’clock, can’t you?”
“Ish”
「9時に来れるんでしょう?」
「ぐらいにね。」
形容詞+ish
あまり一般的ではありませんが、形容詞につけることもあります。
“How was the new restaurant?”
“It was okay-ish.”
「新しいレストランはどうだった?」
「まあまあだったよ。」
“The turkey tastes good, but it is a bit dry-ish.”
「七面鳥はおいしいんだけど、ちょっとパサついてるかな。」
マイナスイメージを和らげることができますね。
はっきりさせず、ぼかしたいときに
今回のishの表現はいかがでしたか?
例文でおわかりのように、はっきり言えないときや
ちょっと言葉を濁したいようなときに、
ishは便利です。
あくまでも口語ですので、相手や時を選んで使いましょうね。
カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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