【使える英語表現】動詞にもなる体の部位

【使える英語表現】動詞にもなる体の部位

Hello from Canada!

Fruitful English講師のYukoです。

ある晩ご飯の席でのこと。

娘が突然、

「英語では、体の部位が動詞としても使われていて、

かつ、意味もその部位の働きと同じ、というのがあるけど、

noseは『詮索する』という意味で使うけど、

『匂いを嗅ぐ』という意味では使わない。」

と言い出しました。

どれどれと、みんなで体の部位をあれこれあげてみました。

 

Eye

名詞では「目、視力、注目」といった意味ですね。

動詞では「じろじろ見る」です。

例文:

He eyed that pretty girl for more than 10 seconds.

彼はあのかわいい女の子を10秒以上もじろじろ見ていた。

 

Mouth

名詞では「口」、動詞では「口だけ動かして伝える、口に入れる」です。

例文:

Because we were not allowed to speak, she mouthed something at me.

話してはいけなかったので、彼女は私に口を動かして何かを伝えようとした。

 

Elbow

「肘」ですね。動詞では「肘で突く、押す」です。

これもイメージしやすいですね!

例文:

That guy elbowed his way to the empty seat on the train. How rude!

あの男性は電車の開いている席まで押し分けていった。なんて失礼なんだ!

 

Hand

「手」は、動詞になるとやはり「手」を使う動作になります

「手渡す、(人に食べ物などを)取ってあげる、(手をとって人を乗り物に)乗せてあげる」です。

例文:

Hand me your smartphone. You are not allowed to use it during my class.

スマホを私に渡しなさい。私の授業中は使用禁止ですよ。

 

Finger

手の次は「指」です。

「指でいじる、(楽器を)つまびく、運指法を示す」

例文:

The professor fingers his hair while he is thinking.

教授は考えている時に指で髪の毛を触る。

 

では、娘の言っていた 「鼻=nose」 はどんな意味でしょう?

Nose

「情報をかぎだす、詮索する」という口語で使われます。

例文:

Reporters are nosing around for news.

レポーターたちがニュースを求めてかぎまわっている。

 

ネタを探して鼻をピクつかせている様子が目に浮かびます。

 

「(車や船などが)注意深く前に進む」という意味もあります。

例文:

The captain nosed the ship.

船長は船を前進させた。

 

あまり使われませんが、「匂いを嗅ぐ」という意味もありました!

「動物が鼻をクンクンさせて匂いを嗅ぐ」という意味です。

例文:

The dog nosed at the bone.

犬は骨の匂いを嗅いだ。

 

みなさんも気になる部位があれば、辞書でしらべてみてくださいね。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。