Hello from Canada.
Fruitful English講師のYukoです。
今回は、前回の「句動詞のスラング的使い方」の第2弾です。
https://www.fruitfulenglish.com/blog/yuko_29/
映画 “School of Rock”のセリフをもう一度
前回ご紹介したセリフはこれでした。
“I don’t wanna hang out with wannabe corporate sellouts.”
sell out(セリフでは名詞selloutとして使われています)の他に、
もう一つ句動詞が使われています。
hang out
それは、hang out です。
「つるむ、うろうろする」という意味です。
映画のセリフでは、
「なりたがりのメジャーデビューして売れたがるようなやつらとはつるみたくない。」
「つるむ」という意味で使われていますね。
もう一つの意味
hang out には、他にも「遊ぶ」という意味があります。
遊ぶ、といっても、何かで遊ぶというわけではなく、
友達とつるむ、時間を過ごす、という感じです。
“Let’s hang out together.”
「一緒に遊ぼうよ」
“It is fun to hang out with you.”
「きみと遊ぶのは楽しいな。」
というように使われます。
日本語でもよく使う誘い文句「今度遊ぼうよ。」を
Let’s play sometime.
と英訳してしまう方がいらっしゃいますが、
これは “play what?”=「何で遊ぶの?」となってしまいますのでかなり不自然です。
「今度遊ぼうよ」=”Let’s hang out sometime.” と訳しましょう。
名詞のhangoutは?
sell out という句動詞が sellout という名詞にもなるように、
hang out も hangout という名詞になります。
hangout=たまり場、行きつけの場所
“Every Saturday, Tom, John and Richard have beer at their favorite hangout.”
「毎週土曜日、トム、ジョンとリチャードは、彼らのお気に入りのたまり場でビールを飲む。」
句動詞 hang out は、
日常生活でとってもよく使われるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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