Hello from Canada.
Fruitful English講師のYukoです。
パソコンが一般家庭に普及して20年以上たちました。
コロナ禍で、パソコンの必要性が一段と高まったのではないかなと思います。
我が家も子供たちのホームスクール中、
オンラインの授業や宿題に対応するため、パソコンを一台買い増しました。
今やパソコンは一人一台かもしれません。
クリックする
clickという言葉は、パソコンの画面を開くとあちこちで目にしますよね。
“Click here.” =ここをクリックして。
“Double click” “Single click” =「クリック2回」「クリック1回」
このclickという単語は、パソコン用語だけではないんです。
カチッと音を立てる
パソコンのマウスをクリックすると、カチッと音がしますが、
カチッと音を立てるものは他にもあります。
特にカチッと音を立てて閉まる場合に使います。
“The latch clicked. “=「掛け金がカチッとかかる。」
“The music box clicked shut.”=「オルゴールがカチッと閉まった。」
意気投合する、うまが合う
音が出なくても、カチッとはまることってありますよね。
人と人が意気投合することを表します。
“Bill and John clicked together.” =「ビルとジョンは意気投合した。」
“Ryan and Mary clicked with each other immediately.”=「ライアンとメアリーはすぐに恋仲になった。」
うまくいく、成功する、当たる
人と人ではなく、人ともの・事がカチッとはまる場合にも使えます。
“The TV drama clicked with teenagers.” =「そのテレビドラマは10代の若者にうけた。」
clickとclickする対象の間に前置詞のwithを使います。
ピンとくる、急にわかる
こちらも同じく前置詞withと一緒に使います。
急に何かがわかるときって、頭の中でカチッとハマる感じがしますよね。
英語でも同じような表現を使います。
“What the coach said clicked with the members.”=「コーチが言ったことが、メンバーにピンときた。」
カチッと鳴らす
身体の部分を鳴らすことにも使えます。
“He clicked his tongue. So rude!”=「彼は舌打ちしたの。すっごい失礼ね!」
“When she gets a good idea, she often clicks her fingers.”=「彼女はいい案を思いついたとき、よく指を鳴らす。」
カチッという音
動詞以外にも名詞でもあります。
カギといったものがカチッと音を立てますよね。その音を表します。
“I locked the window with a click.”=「カチッという音とともに窓のカギをかけた。」
パソコン用語だとばかり思っていたclickにもこんなにたくさんの使い道があるんですね。
ぜひ日常会話でも使ってみてください。
カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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