Hello from Canada. Fruitful English講師のYukoです。
受験英語や英語検定試験の定番ともいえる
「made of, made fromの違い」ちゃんとわかっていますか?
「遠い昔の高校時代、そういえば習ったなあ~。」
「材料がなんとかだっけ?」
なんて、あやふやじゃないですか?
さらに混乱させてしまうかもしれませんが、
made with もありますよ!
どれもみな「~で作られた」と和訳できてしまうので、
よけいに違いがわかりにくいですよね。
今日はしっかり違いを頭に叩き込みましょう!
made of
ofのあとには、「材料・材質」がきます。
見た感じで「何で作られているか明らか」です。
The table is made of wood.=そのテーブルは木でできています。
My jacket is made of leather.=私のジャケットは革製です。
覚える時は、
「原材料が見たまま」=of
と覚えましょう。
made from
fromは、ある物体から別の何かに「変化」させたときに使います。
「元がよく分からない状態」になっています。
Wine is made from grapes. = ワインはぶどうから作られています。
Sake is made from rice.=お酒はお米で作られています。
といった例文が良く使われます。
覚える時には、
「原材料が分からない」=from
と覚えましょう。
made with
もう一つ「~で作られた」を表す表現があります。
made with です。
with のあとに「材料や道具」がきます。
made using ~ と同じ意味と考えるとわかりやすいですね。
I used a soap made with honey.=ハチミツで作られた石鹸を使った。
こちらは、先ほどの made from も使えます。
石鹸をパッと見ただけではハチミツが材料とは分かりませんので、from でしたよね。
I used a soap made from honey. でもOKです。
with+道具はどんな英文でしょう?
That is made with scissors. = それはハサミで作られている。
こんな文もあるんですよ。
It is made with love. =愛情をこめて作られています。
宣伝文句などでよくみられる文です。
まとめてみましょう
次の英文にはいる前置詞がわかったら、
3つの「~で作られた」の違いはばっちりです。
1.I made fried chicken ( ) a fryer.
2. Cheese is made ( ) milk.
3. Her necklace is made ( ) silver.
答えは、
- with
- from
- of
です。
いかがでしたか?全問正解できましたか?
これで、次にテストで
made ( )の( )に入る前置詞を選びなさい
といった問題がでても、怖くありませんね!
カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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I used a soap made of honey. でもOKです。
と書いてあるけど↑何でOKなの?
お恥ずかしいタイポでした!「間違いやすい」と言っておきながら、混乱させるようなミスがありました。大変失礼いたしました。修正いたしました。
確認問題の1間違えてませんか、、?withがもうある
1.I made fried chicken with ( with ) a fryer.
修正いたしました。ご指摘ありがとうございました。