皆さまこんにちは、Tomokoです。
夏に家族でカンボジア・シェムリアップを訪れました。タイよりもかなり暑くて湿気を含む空気がまとわりつく感じです。
空港で Sim を3日分購入して、おすすめのタクシーを聞くと2社の名前を挙げ、個人タクシーは利用しない方がいいと言われました。
とりあえずホテルに行こうと、タクシーに乗って街へ向かうとあちこちにポスターが貼ってあることに気づきました。高価な紙質の大判カラーポスターには仕事中と思しき男性2人が描かれ、大きなチェックボックスにチェックが入って印刷されていましたので、すぐにはそれが「選挙ポスター」とは思いませんでした。「翌日が選挙」と知ったのは、夕食のレストランでアルコールを提供できない、と言われたからでした。タイでは、選挙前夜はバーでもコンビニでもあらゆる場所でアルコールの販売が禁止されます。ですので特に不思議ではありませんでしたが、カンボジアって生ビールが大変お安くてジョッキ一杯平均50セント(60円くらい?)です。なのでちょっと残念な気はしましたが、帰りに立ち寄ったコンビニでは堂々とアルコールを売っていて観光客が買い込んでおり、全く徹底されてないことを知りました。
カンボジアは、通貨は原則米ドルなのですが、1ドル未満のお釣りだけカンボジアのリエルで返されます。自国の通貨が米ドルよりも下、ってどうなんだろうと思いますがとりあえず空港で米ドルを用意しないと何も買えません。クレジットカードは使えますが、使用する場所を選ぶ必要はあると思います。
食事は、賛否あるようですが私個人は普通に美味しいアジアのご飯だと思いました。ただタイと違って全く辛くない、たまに塩っぱいくらいなので、スパイスが好きな人には物足りないかもしれません。生ビール以外は、大して安くはなく平均月収が一般的な労働者で200ドル、医師などで2.000ドルと聞くと生活は楽ではないだろうと思います。
ホテルのフロントの女の子は、英語で「色んな国に行っていて羨ましい(最初にパスポートを預けたので)・いろんな国に行くのが夢」と目を輝かせて話してくれました。
歴史を考えると当然なのですが、日本と違って本当に若い人が多いのです。総選挙は分かっていたことですが1985年以来政権の座にあるフン・セン首相が率いる与党・カンボジア人民党(CPP)の圧勝で終わり、投票率は82.71%だったそうです。
タクシーの運転手(恐らく20代)は夕方の約束の時間を大幅に遅れて来た挙句「選挙に行かないといけないから仕方がない・行かないわけにいかないだろう!どうしろって言うんだ!」と半ば逆切れ気味に言い訳していたのにちょっと苦笑でした。有力野党が存在しない(解党させられた)なかでの選挙で、当然のことながら公平性が疑問視されており、国際的にも批判の声が上がっています。
アンコール遺跡群の入口では、小さな子供たちが土産物を手に観光客に群がります。学校行きたいだろうな、と思いつつ年を聞くとリーダー格の女の子が11歳、小さい子は3〜5歳くらいで子守も兼ねている感じでした。
タイで見かけるようなお洒落な店が並ぶ通りもあれば、道を一本住宅街に入ると牛や鶏が歩いていたり、赤い土に大きな街路樹がよく映えます。写真はホテルのプール脇の植え込みにあったバナナの木です。日本で売られているものよりも小さく、硬めの食感で甘みも酸味もしっかりあります。
日本で大学卒業後、通訳資格を得て企業で働いた後、アメリカ在住。現地で言語療法士からマンツーマンのレッスンを受けつつ、出産・子育てなど含む生活を経て帰国。大学、専門学校、企業で通訳・翻訳・講師を務め講師歴は20年。どの言語でも「文は人なり」がモットーです。
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