【よくある英語間違いをチェック!】”YES” or ”NO” 一体どっちなの?誰もが一度は戸惑う英語vs日本語のギャップ

【よくある英語間違いをチェック!】”YES” or ”NO” 一体どっちなの?誰もが一度は戸惑う英語vs日本語のギャップ

皆さんこんにちは、フルーツフルイングリッシュのTetsuyaです!

簡単そうでよくある英語の間違いをピックアップしてご紹介しています。

※前回の記事「【よくある英語間違いをチェック!】”with”は小粒でもぴりりと辛い!”with”の意外な使い方」を見逃した方はこちらからどうぞ!

早速ですが、

今回は日本人の英語学習者なら誰でも一度は混乱したことがあるであろう、あの日本語と英語逆転表現がトピックです。

 

”Would you mind~?”の意味と返答

まだまだうだるような暑さが続く今日この頃、サウナの様な室内でもしあなたがこう言われたらどう答えますか?

“Would you mind if I turned on the air conditioner?”

ざっくりと日本語にすると”エアコンをつけてもよろしいでしょうか?”という意味になりますので、暑さに参っていたあなたは”どうぞどうぞ”という感じで

”Yes, go ahead!”

と、つい勢いよく言ってしまうのではないでしょうか。

でも、もうほとんどの方が気付いていらっしゃるかもしれませんが、英語の返答としては間違っています。

“どうぞ、つけてください“と言いたい場合は、

”No, go ahead!”

となります。

英単語”mind”の意味をチェックしよう!

この一見奇妙な日本語・英語間の逆転現象の原因は“mind“という単語にあります。

辞書を引いて頂ければ分かりますが、”mind”を動詞で使う場合、”Mind your head!(頭上にご注意ください!)”でお馴染みの”~に気を付ける”という意味の他に、”気に障る、イヤだ”という意味があります。

で、今回のフレーズではこの”気に障る”という方の意味で”mind”が使われていたわけです。そうすると、先ほどの

“Would you mind if I turned on the air conditioner?”

が、実は直訳すると、

”私がエアコンをつけると気に障りますか?”という意味だったことが分かっていただけると思います。

日本語で考えても、”気に障りますか?””はい!”と元気よく答えられたらビックリしますよね。

英語でも全く同じですので、“mind“が含まれている疑問文には注意してください。

 

”Would you mind~?”のよくある返答の仕方

さて、ここまで散々”返答の仕方に注意して”と煽ってきた手前、最後によくある返答の仕方をご紹介します。

前出の例文、

”Would you mind if I turned on the air conditioner?”

を使ってそれぞれ”許可を与える場合”と”許可を与えない場合”を考えてみます。

● 許可を与える場合

・No, no at all.
・No, feel free.
・No, go ahead.

● 許可を与えない場合

・Yes, I would mind.
・Yes, I prefer it off for now.
・Yes, I’d rather not have it on right now.

※ただ、実際の会話ではあまり”Yes”が使われることはありません(意味が強すぎるため)、代わりに下記のように回りくど・・・いや、やんわりと婉曲的に断ります。

・I’d rather not, if it’s OK.
・Sorry, I’m a bit cold now.
・Can we leave it off for a while?

 

<今日のポイント>

英単語“mind”は様々な意味を持つとても便利な単語ですが、”~気に障る、イヤだ”という意味も持ちます。

”Would you mind~?”と質問が飛んできたときは、少しだけ返答に気を付けてください!

 

 

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日本の大学を卒業後、ひょんなことから在日米軍横田基地で働く機会を得て、私の英語への意識は180度ひっくり返りました。それまでも学校の主要科目のひとつである英語を普通に勉強して来てはいたのですが、屈強なアメリカ人だらけの過酷な環境でそれはまさに生き抜いていくために必要なツールになりました。もともと英語は可もなく不可もなくといった成績だったのですが、実践の場では暗記しただけの知識は全く役に立たず、自分で実際に使ってみることの大切さを身をもって痛感しました。新しい表現を使う時、最も不安になるのがそれが正しいのかどうかということだと思います。どれだけ得た知識をアウトプットできるかが勝負です。間違えることを恐れずに積極的に使い、表現の引き出しの数を増やしましょう!添削のプロ集団フルーツフルイングリッシュが全面的にバックアップしますので、安心してどんどん新しい表現に挑戦してみてください!