こんにちは!講師のStephenです。
フルーツフルイングリシュに1年間以上勤めていますが、これはこのブログで私の初めて投稿なんです。
実は、入社を目指した理由の一つは、このブログを見つけて「いいな!英会話だけじゃなくて、私もこんなふうに英語を教えたい!」と思ったわけです!
私も「魅力的」なブログ投稿を書きたいので、今回は日本人英語学習者がよく間違える「魅力的」を表す英単語について説明します。
「魅力的」と言いたいときに使える表現
和英辞書を引いて「魅力的」を索引したら、英単語が多いではないですか?
そこで「まぁ、”big”と”huge”って感じかな。本当は同じ意味を持つ類義語だ」と思ってしまう人が多いと思いますが、実はそれが違います。
英訳によって与える印象も-大分違ってきますので、今から「fascinating, attractive, charming」の違いについて解説します。
「魅力的」の表現①<fascinating>
「(あまり)見たことがない」というような理由で「魅力がある」と伝えます。
その上で、対象の物事に「深い興味を持っている」ことも伝わります。これは、もっと見たり考えたり接触したりしたい物事に対して使われます。対象は人であれば、新鮮な考え方があるや、珍しい体験があることが伝わります。
例:
「My son thinks his new game is *fascinating*. He plays it every chance he gets…!」
(息子は、新しいゲームを*魅力的*に思っている。隙あらばいつもプレイしている…!)
息子は「このゲーム、新鮮だな!あまりこういうのをやったことない!」と思っていることが伝わります。
「That guy who owns the coffee shop by my house has led a *fascinating* life.」
(家の近くにある喫茶店を経営しているあの人は、*魅力的な*人生を送ってきたよ。)
なぜその人の人生が「魅力的」だと話し手が思っているかは、その人生で色んな体験ができたからです。多分、その人は色んな国に住んでいたり色んな仕事をしていたりしていたのでしょう。
「魅力的」の表現②<attractive>
何か(誰か)を初めて見たり知ったりしたときに、それを「(もっと)欲しくなる、やりたくなる」ことを示します。
人に関しても同じような意味がありますが、性的なニュアンスもありますので注意が必要です。人が着ている服などに対して使うことも控える方がいいかもしれません。
例:
「The client proposed a very *attractive* offer at the meeting.」
(クライアントはミーティングで、非常に*魅力的*なオファーを提案してくれました。)
話し手はこのオファーを利用したいと思っていることを伝えています。
「魅力的」の表現③<charming>
物や場所、そして人柄に対してよく使われます。物や場所なら「趣がある」ような魅力を表しますが、人柄なら「人懐こい・愛される性格」があることが伝わります。
例:
「I was born in a *charming* little town in the countryside.」
(私は田舎の*魅力的*で小さな町で生まれた。)
話し手の故郷はうるさくて人混みが多い都会と違い、「趣がある」と思っていることが伝わります。
【問題です!】どの「魅力的」な単語を使う?
さて、違いが分かりましたか?
では、相手の素敵なドレスを褒めたくて「それは、*魅力的*なドレスだね!」と言いたいときに、どの単語を使えばいいでしょうか?
・That’s a fascinating dress!
これは褒め言葉になるのでしょうか。「あまり見たいことがない」と伝わりますが、それはいい意味かどうかは文脈によりますね。
・That’s an attractive dress!
恋人ならいいと思いますが、場合によってこれは危険です。なぜなら、「うわっ!セクシーだね~」というように聞こえるからです!
・That’s a charming dress!
これは無難です。「趣がある」という意味合いで「素敵!」という気持ちが伝わるからです。
いかがでしたか?
今回の記事は「fascinating」のように思ってくれましたか?使い分けが分かりましたか?
英会話で「魅力的」を伝えたい次の機会で是非、これらを使ってみてください!
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