PART1は写真描写問題
TOEICのPART1は写真描写問題です。
問題数は6問で、各問題につき1枚の写真が問題用紙に印刷されています。
1枚の写真につき、4つの英文が音声で流れてきます。
4つの英文のうち、1つだけが正しく写真を描写しており、それが正解です。
このパートは、他のパートに比べると難易度が低いと考える人が多いですね。
実際、ほとんどの人が5問もしくは6問正解することができるでしょう。
初心者でもできれば5問正解したいところです。
PART1では人物の動作が一番のポイント
PART1の写真にはほとんどの場合、人間が写っています。
写真に写っているのは1人であったり複数であったりと数はバラバラですが、多くの写真には人間が写っています。
そして人間が写っている写真に対して流れてくる英文の多くは、写っている人物の動作を描写する英文です。
このとき、聞いておきたいのは「何をしているか」です。
例えば、コピー機を使っている男性が写真に写っている場合
He is operating a machine.
「彼は機械を操作している」
このような文が正解になります。
不正解には例えば
He is holding a box.
「彼は箱を持っている」
のように、全く違う動作の描写の文が使われます。
このとき、
She is operating a machine.
「彼女は機械を操作している」
このように性別が根拠となって不正解になることはありません。
素直に「人物の動作」に集中して聞くといいでしょう。
人間が写っていない場合は、物の状態がポイント
写真の中には、人物が写っていない場合もあります。
このような場合は、「写真の中の物がどのような状態にあるのか」がポイントになります。
例えば、車が一列に並んで駐車されている状態が写された写真であれば
Some cars are parked in a row.
「車が何台か1列になって駐車されている」
このような文が正解になります。
in a row「列になって」などの位置関係を示す表現がポイントになることもしばしばあります。
PART1で頻出のフレーズはある程度決まっていますので、このあたりはたくさん問題演習をこなすことによって身につけていくといいでしょう。
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英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。
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