TOEICでPART7が解き切れない!

TOEICでPART7が解き切れない!

TOEICの長文が最後まで解き切れません

 

TOEIC講師をやっていたころから、今もですが、「TOEICの長文が最後まで解き切れないのですがどうしたらいいでしょうか」という質問をたくさん受けます。

おそらく多くの方が「どうやったら最後まで解けるのだろう」と思っているのでしょう。

 

TOEICというのはテストですから、最後まで解き切れなければいけないというように感じがちですよね。

でも、実はそんなことはありません。

TOEICは、最後まで解けなくてもいいテストです。

 

もちろん、満点を取りたいとか、950点を取りたいとか、それくらいハイレベルであれば最後まで解くのは重要でしょう。

でも、900点を取りたい、くらいまでであれば(900点というのはものすごく高いスコアですが)、最後まで解く必要はありません。

 

最後まで解き終わらなくても900点くらいまではいける

 

900点を取るくらいのレベルだと、リスニングは満点付近であることが多いのですが、仮にリスニングが495点満点を取れたとしたら(そんなに非現実的ではありません)、リーディングでは495点中の405点取ればいいだけです。

90点分、間違えてもいいわけです。

 

仮に1問5点くらいで計算すると(実際には違うようですが、当たらずとも遠からずだと思っています)、リーディングでは18問間違えてもいいわけですね。

18問間違えてもいいということは、18問は解かなくてもいいわけです。

 

例えばリーディングで100問中10問いつも時間が足りない人がいたとすれば、その人はその解いた90問の中で8問まで間違えることができます。

90問中8問も間違えていいのであれば、なんとかなりそうではないでしょうか。

 

ここまですべて仮の話ですが、一度まとめます。

900点を取りたい人で、リスニングが満点なのであれば、リーディングは10問残しても良く、しかも解いた90問中8問は不正解でもよい。

 

ただし上述のように、1問5点であれば、ということです。

実際にどのくらいの正解数でリーディング405点を取れるのかはわかりませんし、公開テストの回によっても違うようです。

 

でも、ここで言いたいのは、要はTOEICで900点を狙うくらいのレベルまではリーディングセクションを最後まで解き終わらなくても良い、ということです。

 

もちろん、800点台でも最後まで素早く解ききっている方もいるので一概には言えないのですが、速く解こう速く解こうと考えてしまってミスが増えるタイプの方であれば「最後まで解かなくてもいい」というのはぜひ覚えておいてほしいなと思います。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。