リスニングはとにかくたくさん聞くことがポイントではあるが…
リスニングの学習、特に音を聞き取る力を上げるのに、大量のリスニング練習は不可欠です。
みなさんは大量のリスニング練習、していますか。
もししていなかったら、やりましょう。
聞く素材は同じものを繰り返し聞くのでもいいですし、新しいものをどんどん聞くのでも大丈夫です。
ざっくり言えば、自分が一度で完璧に聞き取れないレベルの素材であれば何度も繰り返し聞き、一度で余裕で聞き取れるレベルの素材であればどんどん新しいものを聞けばいいでしょう。
そういえば、余裕で聞き取れる素材をどんどん新しく見つけて聞く、というリスニング練習は意外にやっていない方が多いかもしれません。
TOEIC素材の中で余裕で聞き取れるものというのはあまりないでしょうから、どちらかというと「ちょっと難しめの素材を反復してリスニング練習」という方がやりやすいかもしれませんね。
でも、余裕で聞き取れるレベルの素材をどんどん新たに見つけて大量に聞く、というのはかなり英語力アップ、リスニング力アップにつながります。是非やっていきましょう。
大量のリスニングだけでは壁がある場合も
さて、個人的には大量にリスニング練習をすればリスニング力は上がるものだと思っています。
でも時々、大量にリスニング練習をする以外の学習が必要な場合があります。
必要な場合があるというか「別の学習をしたら意外に壁を突破できることがある」という方がより正しいかもしれません。
発音を学ぶとリスニング力のブレイクスルーしやすい
「これで一気にリスニングが聞き取れるようになった!」となりやすいのが発音学習です。
発音記号を学んだり、英語の正しい音を練習したり、単語同士の音のつながりを学んだり。
上でも述べたように、僕は基本的には「大量に聞いていれば徐々に音が分かるようになってくる」と考えています。
でも、ときどき「自分の思っている音と本来の英語の音との間にあまりに大きなギャップがある」場合があります。
中には、どれだけ聞いても「なんでこの単語がこんな風に発音されるんだろう」なんて疑問に思いつづけることがあるかもしれません。
そういう場合は、発音のテキスト等を使って発音を学ぶと意外にスッと理解でき、そこから一気に英語の音が聞き取れるようになることもあります。
発音の学習なんてやったことないな、なんて方はそこで一気に伸びる可能性も高いです。
もし壁を感じていたら発音の学習もしてみるといいでしょう。
英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。
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