単語暗記の王道は繰り返しだけど…
TOEIC学習でおそらく避けて通れないものに、単語暗記がありますね。
この単語暗記、基本はとにかく繰り返し見て覚えることだと思います。
声に出したり、音声を聞いたりなどを繰り返せば、多くの単語は覚えられると思います。
でも中には「相性の悪い単語」というか、「覚えにくい単語」というのがあるかもしれません。
今回はそんな時にやるといいことについて話します。
単語集を何度繰り返しても覚えられない単語もある
おそらく、単語暗記といえば「単語集」を使ってするものだと思います。
「単語集」というのは便利ですよね。
多くの場合、覚えるべき頻出単語がその頻出順に載っています。
しかも、最低限覚えておくべき情報だけがまとめられています。
効率よく情報を吸収できるように練られているのが単語集です。
ただ、逆にそれが原因で単語が覚えにくくなってしまうという事態も起こります。
例えば多くの単語集では、1つの単語につき例文は1つ載っているだけです。
相性の良い単語であれば例文を1つ読めば「こういう単語なのか」と理解できると思いますが、相性の悪い単語だとそうはいきません。
何度例文や語義を見てもその単語がイメージできず、何度繰り返してもなぜか記憶に定着しないということが起こるのです。
辞書を引いて単語の理解を深める
そんな時は、辞書を引いてみるのがお勧めです。
ある単語を覚えるのに単語集だけでは情報が少ないということなので、その単語の情報を自分で調べて広げてしまえばいいのです。
辞書には例文がたくさん載っています。
その例文を読んでいくと「この単語はこうやって使うのか」と理解が進みます。
また、いくつかの語義もあわせて読むことで、単語全体のイメージも深まります。
そうして自分で理解した単語というのは記憶に定着しやすくなります。
辞書を引くのは自分のイメージを膨らませるため
単語集だけではなかなかイメージできない単語も、辞書を引いて例文を読み、色々な語義を見ることでその単語の理解が深まります。
もちろんこれは必ず辞書でなければいけないというわけではありません。
その単語の用例をたくさん見つけられるのであれば、ネット検索でも何でも構いません。
ただ、おそらく最初は辞書が使いやすいのではないかとは思います。
もし「この単語は覚えにくいな」と思ったら、辞書も試してみるといいと思います。
TOEIC上級者を満足させるハイクオリティなテキスト+オンライン学習プラットフォーム!
TOEIC860攻略クエスト
TOEICエキスパートだから作れる精度の高い模試と解説で、TOEIC860点以上の攻略を目指します。
TOEIC満点50回超えの著者など、TOEICを知り尽くした3名による共同執筆でお届けします!
詳細はこちら
英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。
※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。
コメントする