TOEICの参考書、「この本の使い方」を読んでますか
皆さんは、TOEICの参考書をどのように使っていますか?
もちろん、参考書には普通、最初の方に「この本の使い方」というコーナーがありますから、
それに忠実に従って学習を進めるのもいいでしょう。
というか、基本は「この本の使い方」が著者の意図したその参考書の使い方ですから、そこを読めばいいのです。
(そういえば、この「この本の使い方」を読んだことがない方も結構いるかもしれません。
その場合は一度読んでみるといいですよ。
「この本のこの記号はこんな意味だったのか!もっと早く知っておけば有効活用できたのに!」なんてこともあるかもしれませんし)
TOEICの参考書、まず問題だけやってしまうのもあり
さて、今回は「この本の使い方」とは別のお勧めの使い方の紹介です。
それは「とりあえず収録されている練習問題だけ解き切ってしまう」というもの。
ちなみにここで言っている参考書というのに「模試本」は含みません。
模試本はそもそもほとんど問題しか載っていませんからね。
ここでは、問題の解き方や勉強法などが詳しく書かれている参考書のこと。
で、その参考書のメインの「解き方」「勉強法」などは飛ばしてしまって、収録問題だけ最初に解いてしまうのもありですよ、というのが今回の話です。
収録問題を解くだけなら学習のスピード感が出る
参考書を1冊やり切ると、モチベーションが上がります。
「自分はこの一冊をとにもかくにも終わらせたぞ」という達成感が出ますね。
でも、分厚い参考書を真面目にやっていると、いつまでたっても読み終わらず、
ページの進みも遅く、本の途中でモチベーションが下がってしまうことがあります。
最初から収録問題だけをとにかく解くという方法ならば、案外早く1冊を終わらせることができます。
終わらせると言ってももちろん、参考書のメインである「解き方」「勉強法」を読んでいないわけではありますが、
それでも「一冊やり切った感」は十分得られます。
「一冊やり切った感」はモチベーションになりますから、それでいいのです。
そのまま別の参考書に移ってもいいですし、
収録問題を解き切ったその参考書の他の部分を読んでみるのもいいでしょう。
例えば、間違った問題が多かったところだけ「解き方」を読む、なんてこともできますよね。
むしろ「最初から練習問題で全問正解できる」部分は、そもそも読む必要性があるかも微妙なところかもしれません。
(もちろん、自分の知らなかったことを学ぶチャンスというのはどのページにもありますが)
最初に収録問題を一気に解いて、自分の弱点らしき章だけ集中して読む、というのは結構効率が良いのでお勧めです。
いずれにせよ、「収録問題だけを最初に解き切る」という方法、やってみるといいかもしれません。
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英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。
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