筆写とは
TOEIC学習の中で、時々筆写をするのがお勧めです。
筆写とは何か。
お手本の文や文章をノートなど別の紙に丸写しすることです。
例えば、PART5の文を1テスト分30個、ノートに丸写しするというようなことです。
もちろんPART5でなくても、PART6やPART7のような長めの文章でも大丈夫です。
また、PART3やPART4の音声スクリプトでもいいですね。
筆写のメリット
なぜ筆写がお勧めなのか。
それは、落ち着いて文や文章と向き合う時間を取ることができるからです。
普段の学習で、じっくりと一つの文(文章)に向き合うということはあまりしていない方が多いのではないでしょうか。
このように言っている自分も、ついつい「これは意味が分かったからOK」と思い、ついついどんどん学習を進めていってしまいます。
もちろん、ある程度のスピード感を持って学習を進めていくというのはモチベーションの維持にも大事なことではありますが、時々は1つ1つの文や文章とじっくり向き合う必要があると思っています。
例えば、構文や単語の使い方など色々な発見があります。
筆写をすると、「あれ、こんなところに冠詞のaが使われている、ということはこの単語は単数形なのか」とか、逆に「あれ、冠詞のaがない、ということはこの単語は不可算名詞なんだ」などのような細かい部分で気づくことが多いですね。
PART6やPART7の長めの文書を筆写すると、文の流れの中での接続詞、接続副詞の使い方に発見があったりするかもしれません。
このように、筆写をすることによって、英文とじっくり向き合うことができるわけですね。
筆写をするときの注意点
筆写をする時、視線は文字を書いている方の手元に置きましょう。
つまり、お手本を一度見て、覚えた記憶を頼りにノートの方だけを見て筆写するということですね。
こうすることで、「一瞬だけ覚える」という作業が発生し、より能動的に英文と向き合うことができます。
覚える単位は、最初は単語ごとでもいいですし、慣れれば意味のかたまりごとに書き写していくといいでしょう。
そのあたりは実際にやってみると感覚がつかめてきます。
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英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。
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