初級者向け:TOEIC®PART5学習ってどれくらいやればいいの?

こんにちは。Soheiです。

 

今日は、初級者の方がどれくらいPART5の学習をすればよいかについて考えていきます。

 

学習初期:PART5学習は全体の5割程度がおススメ

PART5は30問。

TOEICは全体で200問ですから、割合にするとTOEICの15%ということになります。

 

じゃあ全学習時間の15%の時間をつぎ込めば・・・というわけではありません。

 

学習初期には学習時間の半分くらいをPART5にあててもよいでしょう。

 

 

なぜ学習初期にPART5に集中するのか

PART5というは、長文読解問題のPART7と違って1問1問の文が短く、初級者にとってはとっつきやすいパートです。

 

また、PART5の30問中、15問は文法問題で(残りは語彙問題)、このうち7割~8割は対策さえすればそれほど難しいものではありません。

 

とっつきやすい問題の中の、さらに文法問題の学習を徹底することで、特定の問題の正解率がぐんと上がります。

15問のうち最初は2~3問しか正解できなくても、短期間で10問くらい正解するまでもっていくことができます。

 

学習を始めたばかりのころはまずモチベーションを保つのも難しいですが、「できることがすぐに増える実感」があると、モチベーションも自然に保てます。

 

だから、学習初期は勉強時間の50%程度をPART5の文法問題にあてるとよいでしょう。

 

しかも最初の期間にPART5の文法問題に絞って学習することで、中学高校時代に習った内容を少しずつ思い出し、別のパートを学習する準備にもなります。

 

PART5に集中するのは最初の3週間だけにしておこう

さて、ここまでPART5の文法問題学習について「学習初期は」という条件をつけてきましたね。

 

PART5の文法問題は、上でも述べたようにおよそ15問しか出題されないということも事実です。

 

TOEIC200問のうち15問ですから、せいぜい7%程度です。

 

ここにあまりにも時間をかけすぎるのは効率がよくないですね。

 

仮にPART5の文法問題が全問正解でも、トータルで見たら7%なわけです。

 

ある程度学習が進んできたら、別のパート(特にリスニングがおすすめ)の学習を徐々に増やしていきましょう。

 

PART5の文法問題学習からリスニングや長文問題の学習に移るのにおススメな時期は、学習開始から3週間程度です。

 

3週間、PART5の文法学習をやったら、どんどんリスニングや長文の学習割合を増やしていきましょう。

 

また、3週間で文法問題の基礎はマスターするぞくらいの気持ちも必要です。

 

 

このように、TOEICの学習初期はPART5の文法問題学習を学習時間の50%ほどあて、その後早い段階で別のパートの対策に移るようにしましょう。


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ABOUTこの記事をかいた人

英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。