こんにちは、サユリです。
自慢じゃないですが、私の英語の発音は自慢出来たものでありません。
もともと余り耳が良い方では無いですし(カラオケが出来ない音痴!)
小さい頃(言語学者によると3歳から6歳まで)に
生の英語の音に触れる経験もほとんどありませんでした。
うちの子供達が小さい頃、発音を直そうとされ諦められるのは日常茶飯事でした。
そんな私ですが、英会話はそれほど苦手ではありません。
英会話の苦手意識は、大きく二つの理由があると思います。
一つは、「自分の言いたいことが表現できない」、
もう一つは「相手が何を言っているか分からない」
ではないかと思います。
そこで、そこの所をどのように改善していくかを考えて行きましょう。
英会話おすすめ勉強法-自分の言いたいことが表現できない方に-
ビジネス講座を担当し、皆さんの時制や冠詞、文法をせっせと添削している身ですが、
会話では少々時制、冠詞、文法面で間違えても、コンテクスト(文脈)があるので
大きく誤解されることはそれほどありません。
会話なので接続詞や関係詞を駆使して長い文章を作る必要は全くありません。
ここで最も大切なのは「語彙、誤解を生まない適切な単語の選択」です。
それではどうやったら適切な語彙が選択出来るのでしょう?
1.私が考えるに、最も手っ取り早いのは「英字新聞/雑誌」を読む事です。
「新聞」は性質上時事問題を多く扱いますから、時事問題、
旬の話題に関する語彙が充実します。
また、「雑誌」は自分の興味ある分野のものを読めば、
自分の興味ある分野での語彙が増えますし、もともと興味ある分野ですから、
理解が早く読み進むのもそれほど苦痛で無いと思います。
ゴシップ欄なども最適ですね。
もう一つ大切なのは、日本語で考えた文章を訳そうとしないことです。
そんなこと出来ないと最初は思われるかもしれませんが、
自分の言いたい事を頭の中で英語で考える訓練をしてみて下さい。
一日30分でも「英字新聞/雑誌」を読み、英語で考える訓練を続ければ、
見違えるほど進歩があると思います。
「相手が何を言っているか分からない」
これはやはり音に慣れるのが一番です。
音に慣れるという視点からは、イージーリスニングなどの教材も
意味があるんだろうと思いますが、興味のない話題で
バックグランドに流れているだけであれば、馬の念仏ですよね。
ですから私のおススメは、好きな歌のライナーノーツをざっと読んで
その歌を聴き込むことです。自分の好きな歌だから聴くのは苦にならないし、
聞き取りにくい子音の繋がりに耳が慣れてきます。
因みに私は長いことBeatles の『Let it be』は、
「レルフィー、レルフィー」と人の名前を連呼しているのだと思っていました!!
その他は、英語ニュースを観ることです。
(CNNかBBCかの選択でかなり耳にする発音が大きく違って来ますが。)
ニュースは基本的に時事問題を扱いますし映像もありますので、
毎日続けていれば、何となく何を話しているか徐々にわかってくると思います。
耳が慣れることにより、自然と自分の発音も変わってくるものです。
この場合、キャプション機能を使ってしまうと、どうしても目がキャプションに行って
耳の方がおろそかになってしまうので、キャプション機能は使わないようにしましょう。
私自身の経験を振り返り、一番役に立ったと思うのは実際に会話を楽しむことです。
特に学生時代のお金のない時にバックパックを背負って旅した、
インドの露天市場で値段交渉をしたのはとても良かったと思います。
一筋縄ではいかない相手に必死で値下げ交渉したのは今となっては良い思い出です。
そして何より大切なのは、そういうコミュニケーションがとても楽しかったという事実です。
英語は、例え英語を母国語としない人々の間でもコミュニケーションを容易にしてくれます。
好奇心さえあれば、少々発音が悪くても英会話は十分に機能しますので、まず会話を楽しんでください!
現在、オーストラリアのメルボルンに在住です。
日本を1991年に離れ、オーストリア、アメリカなどに居を構えました。20年近く、外資系金融機関で、リサーチ、営業に携わってきたので、専門は、金融/経済/会計ですが、現在は幅広く翻訳の仕事をしています。
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