みなさん、こんにちは!講師のRinaです。
最近、フランスのリヨンのマンションから、北に40キロ離れたボジョレーのワイン畑が広がるド田舎の一軒家を購入し引っ越しました!
フランスで家を買う!
夢のマイホーム。新築ではなく、築十数年の家です。
フランスをはじめヨーロッパでは、新築の家を建てるより、古い家を購入して自分たちで少しずつ変えていくというスタイルのほうが好まれます。
新築の家にはない魅力が古い家にあるんです。フランス人はリフォームしてモダンなスタイルを取り入れながら、オールドファッションな屋根裏部屋、暖炉、そして古くからの大木や花などを大切にします。
私が驚いたのは、フランス人はDIYが大好きなこと。
しかも、みんな何でもできてしまうこと!
うちでも、旦那、兄、父3人で協力して、新しい壁作り、床のタイルの張替え、電気の配線、キッチン家具の取り付けなど、全部できてしまいました。
フランス人はこういった家のリフォームが趣味という人も多いそうです。
普通の日本人には、自分でやろうという発想もないですよね。
「リフォーム」は和製英語!?
ところで、家を「リフォームする」というのは和製英語って知っていましたか?
英語のreformは、「改革する、再び作る、再結成する、改編する」などの意味です。
英語で家のリフォームは、renovate(名詞はrenovation)で、「〔古い建物・部屋・家具などを〕修理[修繕・改装・改修・復元]する、新しくする」という意味があります。
ぜひ覚えておいてくださいね。
関連して、海外の家の間取りの言い方も紹介したいと思います。
日本では「○LDK」で間取りを考えて部屋を選びますよね。○には個室の数が入ります。
L=Living
D=Dining
K=Kitchen
それぞれ英単語の頭文字なので、当然海外でも使うだろうと思うかもしれませんが、実はこれも和製英語なんです。
欧米ではbedroom「寝室」とbathroom「浴室」の数であらわします。
欧米ではLDKが付いているのが当たり前なので、特に言わないのでしょう。
また、浴室が複数あるのはめずらしくありません。
私の家にも、主人と私の部屋に1つ、子供部屋の近くに1つ、ゲストルームに1つ、と合計3つもあります。
例えば、日本でいう1LDKは1bedroom + 1bathroom、
2LDKは2bedroom + 1bathroomと言います。
bedroomは、寝室として使っていなくても、寝室として使えるサイズであれば、一緒にカウントしてしまうことが多いです。
両親の寝室、子供の寝室、客間、書斎があるとしたら、4 bedroomsとなるわけです。
あと、日本でいう「ワンルーム」は、英語ではone-roomではなく、studioと言います。
まだある!間違えやすい和製英語
もうひとつ!
日本人の皆さんが間違いやすいのは、「マンション」「アパート」という表現です。
英語のmansionは「大豪邸」!
「最近マンションを買ったんです」というときに、
I bought a mansion recently.
といってしまうとビックリされてしまうので注意。
日本語のマンションもアパートも、英語ではapartment でOKです。
こうやって考えると、住居関連の言葉は和製英語がいっぱい!!
英語での正しい表現、ぜひおぼえておいてくださいね。
ではまた!
様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。
座右の銘は”If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it.”
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