みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今日は特に英検合格に必要なスキルについてお話します。
2大試験で比較
一口に「英語の試験」といってもいろいろありますね。ですが、とりわけTOEIC L&R®と英検が人気を二分しているところだと思いますので、特にTOEIC L&R®と比較してみますね。
TOEIC L&R®は内容・語彙ともにビジネス用語が多く、実世界で英語を用いて仕事をしているような人にとっては特別難しい内容ではないと言えると思います。
ただし獲得点数ということになると、それなりの時間をかければ理解できる人であっても、長時間の試験であること、問題数が多いこと、ひいてはあせってしまい思わぬミスをしてしまうことなどから、実力が出せずに点数に結びつかないということはあるでしょう。
一方の英検は、「教養」という語がふさわしいような内容になっています。
もう一つの特徴的な違いは、TOEIC L&R®はマークシート方式でListening(聴く)とReading(読む)といった「受け身」のスキルを測りますが、英検ではこれら受け身のスキルに加えてWriting(書く)、Speaking(話す)といった「能動的」なスキルも必要になります。
※Writing(書く)は3級以上で実施されます。
英検合格に必要な3大スキル
そういった特徴を踏まえた上で、特に英検において必要なスキルは下記の3つが挙げられます。
多数&高度な語彙力
ロジカルシンキング
幅広い知識
英検対策に必要な多数&高度な語彙力
英検の場合取り扱われる内容に、ビジネス会話を含む一般会話を超えた、高い教養を要するテーマが含まれます。具体的には社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治といった幅広いテーマから出題されるので、それに見合った語彙を理解しておくことが必要になるということです。
特に準1級、1級を目指す人は、ネイティブでも日常会話では使わないような単語も含めて学習しておく必要があります。
単語の具体的な学習方法は別に記していますのでそちらをご覧いただければと思いますが、基本的に「過去問を解いて、そこに出てきた単語は丸ごと覚えていく」ということは必ず実行していただきたいな、と思います。
しかし英検1級クラスになると約1万語の単語を覚える必要がありますので、それだけでは語彙数が足りないでしょうから市販の単語帳なども補足的に組み合わせて使ってもらえればと思いますが、いずれにしても単語を単語だけで覚えるのではなく、背景ストーリーのある文脈の中で覚えていくのが、その単語の使われ方と共に理解できるので最善です。
ロジカルシンキング&ライティング
特にWriting(書く)やSpeaking(話す)といったスキルを問う試験では、テーマを理解するだけでなく、テーマに沿った内容を理論的に組み立てて、筋の通った英文にする必要があります。
それにはロジカルシンキング&ライティングの手法、つまりは「誰にもわかりやすい文章」を組み立てるための型を身に付け、活かすことです。
具体的なロジカルシンキング&ライティングの方法については、長くなるので別途お話することにいたします。
幅広い知識
前述したように、英検のテーマは幅が広いです。特に時事、科学、歴史について扱う問題が多いので、背景知識としてこういったテーマの文章に日本語英語問わず触れておくことが大事です。もちろん内容を理解するだけでなく、こういったテーマについて理解・発信できるような英語力も身に付けておくことが必要になります。
こういった英語を学ぶには、時事英語や科学的な内容を扱う英語教材を使いましょう。安価なNHKシリーズの教材もありますし、アメリカのニュースであるCNNを題材にした教材も出ています。またネットでも手軽に利用できる関連教材が見つけられるでしょう。TVでCNNが見られる人は、CNNニュースの視聴も英語学習の中に取り入れてみると良いでしょう。特に準1級以上を目指す人には必須だと思います。
英検対策ー今日のポイント
英検合格のために、特に必要なスキルがあります。それは下記の3つです。
1.多数&高度な語彙力
2.ロジカルシンキング
3.幅広い知識
通常の英語の勉強はもちろんのこと、英検突破を目指す人は、更に上記の3点も意識して身に付けるようにしてくださいね。
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海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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