みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
おさらい
一般に日本の「電子カルテ」にあたるものは、
electronic medical record (EMR) (和訳「電子医療記録」)、
electronic health record(EHR)
は、各施設が作成した患者のEMRデータを異なる医療機関間で共有可能にしたシステムでした。
※前回の記事「【3分で役立つ医療英語!】知ってるようで知らない英語「電子カルテ」」を見逃した方はこちらからどうぞ!
それでは「PHR」とは何か?
もうひとつ、似ているといえば、Personal Health Record(PHR)があります。
こちらは日本語にすると「個人健康記録」となりますが、
カタカナで「パーソナル ヘルス レコード」と呼ぶことも多いようです。
役割としては「生涯型・個人型電子カルテ」と言えますね。
患者が自分の病歴や服薬履歴といった医療情報を収集して管理する仕組みです。
PHRを英語で説明してみよう
では、上記を踏まえ、PHRを英語で説明してみましょう。
正解例として、アメリカ保健福祉省医療IT全米調整官室(ONC)のウェブページ内にある
PHRの説明を見てみましょう。
A personal health record, or PHR, is an electronic application through which patients can maintain and manage their health information (and that of others for whom they are authorized) in a private, secure, and confidential environment.
英語で説明するときはまず「それは何なのか」を最初にざっくり述べ、
その後で詳細な説明をするということですね。
この場合「何なのか」というのはA personal health record, or PHR, is an electronic application
through which patients can maintain and manage their health informationで表されています。
英語で何か説明を求められると、最初の一言が出にくいと思いますが、
まずはこのようにシンプルに“A is B.”という形で述べれば良いということです。
この一言が言えれば、後はちょっと落ち着いて説明ができると思います。
関係代名詞以降については次回のブログで解説しますね。
今日のポイント
英語で何かを説明する時には、
まず“A is B.”という形でシンプルに概要を述べてから、詳細を付け加えましょう。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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