みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今回も、英語技能4本柱(読む・書く・話す・聞く)のうち、「読む」という技能について書いていきます。
前回の復習
前回は単語レベルでイメージングの練習をしてから
英文を読んでみると、「英語を英語で理解する」という感覚が
段々わかるようになるという話をしましたね。
やってみられましたか?
こういったことは頭で理解するだけでは出来るようにはならないので、
ぜひ実際にやってみてくださいね。
チャンクでイメージする
単語レベルのイメージングが出来るようになってきたら、
次にはチャンクの意味を英語でつかめるようになることを目指しましょう。
チャンクとは、意味のある一つのかたまりなので、
これによって単語だけではわからなかった個性が加わり、
イメージが膨らみます。
一文をチャンクで区切り、それぞれのチャンクをイメージしてみましょう。
いきなりチャンクのイメージを掴みにくい場合は、
チャンクにあたる部分にスラッシュを入れて、
スラッシュ毎のつながりはこの時点では意識しなくて良いので、
スラッシュの中の語句のイメージングをしてみましょう。
あまり時間をかけずに、ざっくりしたイメージで良いので、
(言語やイメージを介さなくても、自分がその意味を理解できれば良いのです)
パッパッと一瞬でチャンクイメージが湧くように
なるまで、練習してみましょう。
センテンスでイメージする
一つひとつのチャンクのイメージが出来るようになったら、
一文全体のイメージをつかむ練習です。
文単位の意味をつかむには、前にお話ししたように「語順」が大事になります。
英語の語順で、全体の意味を捉えることを目標にしましょう。
日本語の語順とは違うので慣れるまではつい日本語の語順で組み立て直したくなりますが、それをせずに、英語の語順に慣らす訓練だと思って、
英語の語順通りにイメージングを行ってくださいね。
慣れれば必ず出来るようになります!
今回のまとめ
単語単位のイメージングが出来るようになったら、チャンク単位のイメージングをしてみましょう。
あまり時間をかけず、パッパッとイメージする練習をします。
それが出来たら次は英語の語順通りのイメージングです。
語順は、英語を英語で理解するのにとても大事なので、「体で体得できるまで」訓練のつもりで頑張りましょう。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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