みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今回も、英語技能4本柱(読む・書く・話す・聞く)のうち、「読む」という技能について書いていきます。
前回の復習
前回はチャンクで意味を捉える方法として、
【言葉】にせず、素早く【イメージ】ができるようにイメージングの練習をすると有益ですよ、
とお伝えしました。
具体的なイメージング
名詞一つひとつをイメージング出来るようになったら、
今度は少しずつ長くするのでしたね。
実際に幾つかやってみましょう。
例えば
a dog
をイメージしてみてください。
a dogがイメージできたら
次に
a white dogをイメージします。
そして今度は
a big white dogをイメージします。
a big white dog in the park
a girl with a big white dog in the park
a girl in jeans with a big white dog in the park
どうですか?
これらの姿がぱっとイメージ出来るようになったら、名詞(句)に限らず、他の品詞でもやってみると良いですよ。
形のないものをイメージするのは応用編になりますが、
「英文を早く読む」そして、
「英語を英語で理解する」のにとても良い練習方法です。
例えば前置詞。
前置詞のイメージを掴むことは、
イメージングの練習だけでなく、
英文読解にも、英作文にも役立つんですよ。
前置詞のイメージング
例えばin。
in に続くのは壁のある建物、箱、カップのような容器、都道府県や市町村など壁のない地域などです。
つまり、inには「範囲や境界線がある」ということですから、
サイコロのような四角の中をイメージするとぴったりです。
他にもon, at,など、「位置」を表す置詞を一つのグループとして捉え、
それぞれをイメージしてから
(フルーツフルイングリッシュのテキストブック「前置詞ナビブック」を読みながらイメージするのがおすすめです!)
今度は手近にある英文を、イメージしながら読んでみましょう。
これまでより早く、生き生きと内容が掴めるようになるはずです。
こうなれば「英語を英語で理解する」ことが出来るようになった、と
言えます!
あくまでも「イメージ」が大事なのであって、「日本語」にしないように気を付けてくださいね!
今回のまとめ
名詞に限らず、他の品詞でもイメージングの練習をしてから英文を読んでみると、「英語を英語で理解する」という感覚がわかるようになります。
特に前置詞は読解だけでなく、英作文にも役立つので
いろいろな前置詞をイメージングしてみるといいですよ。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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