みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今回も、英語技能4本柱(読む・書く・話す・聞く)のうち、「読む」という技能について書いていきます。
前回の復習
前回は【語順は大事!】という話をしました。
英文をチャンキングしたら、チャンクの順番通りに、
つまりは英語そのままの語順で意味を
とって行くようにしてください、ということをお伝えしましたね。
※前回の記事、「【3分でつかむリーディングのコツ】英文チャンクを読む順番」はこちらからどうぞ!
きれいな日本語の語順に直すことなく、
英語の語順で内容を理解していくことは
英文を早く読むコツです。
イメージングしましょう
チャンク毎に意味を理解できるようになるには、
やってみるのが一番。
洋書でも、テスト対策の長文でも、ネットの記事でも良いので、
まずは身近にある英文をどんどん頭からチャンクで読んで行きましょう。
その時のポイントは【日本語の語順に直さない】ということの他に、
【日本語にしない】というのもあります。
最初は日本語で意味を取っても良いですが、
次の段階には日本語を介さずにイメージをしてみましょう。
最終的には、日本語を介さずに英語のまま意味を
掴んでいくことが目標なので、
そのために必要な段階です。
英文のレベルは易しい方が良いです。
知らない単語が多い文や、複雑な構造の文はイメージしにくいから。
イメージングが苦手な場合
中にはイメージングが苦手な方もいるでしょう。
やり慣れていないと、どうやって良いのかよくわからないものですよね。
そんな時は、単語レベルでイメージングをする練習をしてみると良いですよ。
例えば,
dog, apple, sunのように、具体的にイメージを浮かべやすい単語で
まずは練習してみてください。
次にpositive, happy, sleepyなど抽象的な単語でもやってみましょう。
そして単語になれたら、句でもやってみます。
the cat on the roof
a girl wearing a blue dressのような名詞句や
written in Englishのような形容詞句、
at the restaurantのような副詞句など、
数語が連なった句でも
さっとイメージを浮かべられるように練習します。
イメージングに正解はないので、
自分なりのイメージでいいですよ。
それがある程度できるようになってから、
もう一度一文をチャンク毎にイメージしてみてください。
ずっと楽にできると思います。
※句とは、SV(主語・述語)を含まない、2つ以上の単語から成る意味のかたまりを言います。
今回のまとめ
チャンクで意味を捉える方法として、
【言葉】にせず、素早く【イメージ】ができるように練習すると有益です。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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