みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今回も、英語技能4本柱(読む・書く・話す・聞く)のうち、「読む」という技能について書いていきます。
前回は、速く読めるようになるには、
「基礎的な文法理解」と
「ある程度の語彙」が必要だという話をしました。
今回も、速く読めるようになるための、
その他のコツについてお話します。
チャンキング
「チャンキング」という言葉をご存じでしょうか?
「チャンク」とは英語でchunk、「大きなかたまり」という意味で、
通常チーズやパンや肉片などのかたまりを言います。
言葉で言えば「大まかな意味のかたまり」ということであり、
「チャンキング」とは、意味のかたまり毎に
文を区切ること、区切りながら意味を捉えることを言います。
たとえば、下記の文章をチャンキングしてみましょう。
意味のかたまりだと思う切れ目に、スラッシュを入れてみてください。
The internet allows us to talk to people all over the world.
チャンキングには絶対的な決まりはありません。
慣れないうちは細かい意味のかたまりで捉え、
慣れるに従ってそのかたまりを大きくしていくことに
なると思います。
一例として、下記のようにスラッシュを入れることが出来ます。
The internet allows us / to talk to people / all over the world.
インターネットは可能にします(わたし達に)/人々と話すことを/世界中の
きちんとした日本語文に整えて理解する必要はありません。
むしろ、しないでください。
単語毎にではなく、こういった意味のかたまり=チャンク毎に
前から後ろに向かって、書かれていることの内容を理解しながら
読み進めるのが、効率の良い読み方なのです。
今回のまとめ
今回は、英文を単語一つずつではなく、
チャンクという「ひとかたまり」で捉える読み方についてお話しました。
ぜひ、チャンクを意識しながら英文を読んでみてくださいね。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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