みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今回も、英語技能4本柱(読む・書く・話す・聞く)のうち、「読む」という技能について書いていきます。
興味のあるものを読む
以前もお話したことですが、英語力を上げるためにリーディングをする場合、大切なのは「大量に読む」ということです。
また、これは英語学習に限ったことではありませんが、学習において能力を向上させるには「関心」を持つということが大きく影響します。
ということは、英語力を上げるためのリーディングも、関心のある内容を読むことが能力の向上に関係するということですね。
- 好きな映画の原作を原書で読んでみたい、
- 最新の世界経済の情報を英語で入手したい、
- 憧れのアーティストが作詞した歌詞を英語のまま味わいたい
など、自分が読みたい英語は様々だと思います。
ただ、オリジナルの英文を理解し、味わうというのは一足飛びに達成できるものではありません。
そのために学習用の教材を読んで、基礎力を培っていくことが大切なのですが、やはり本物と学習用教材とでは書かれた目的が違うので、早く生の英語を味わいたい、と思う人にはじれったいかもしれませんね。
そこで、ある程度英語を読むことに慣れた人は、リアルな英文も併せて読み進めていくとモチベーションアップになって良いと思います。
生の英語の手始めに
そんな時に、まず読みやすいのは新聞のニュース記事ではないかと思います。
この記事を読まれている方の中には、過去に英字新聞を読もうとして、挫折した経験をお持ちの方も多いのではないかと思います。
確かに英字新聞は、いきなり読むには易しいものではありません。
ですがニュース記事というのは、幅広い対象に理解しやすい形で情報を迅速に伝える目的で書かれていますので、小説やエッセイのように味わうための趣向が凝らされていない分、その形式に慣れてしまえばかえって読みやすいものなのです。
次回からは具体的に英字新聞を読むコツをお伝えしていきますので、楽しみにお待ちくださいませ。
基礎力はつけておくのに越したことはありませんから、それまでの間は学習用の英文を「毎日」コツコツ読み続けていてくださいね。
次回までの30日間、欠かさず英文を毎日15分読み続けたあなたは、それだけ英語脳を育てることが出来ているはずであり、英字新聞を読むための基礎力が出来ていることでしょう。
今回のまとめ
英文を読み続けるためには関心のあるものを読むことが大事であり、関心を持つためには学習用だけでなくリアルな内容の英文を読みたくなる、ということで、これからしばらくの間、生の英語を読むコツをお伝えしていきます。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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