みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今回も、英語技能4本柱(読む・書く・話す・聞く)のうち、「読む」という技能について書いていきます。
1冊の本にこだわらない
英語読書を進めるにあたって、読み方のアドバイスをしますね。
英語読書をする際に、一冊の本にこだわらないでください。
「この本を読もう。」と決めて読みだすと、その本になかなか乗れなくても、
飽きてきても、疲れても、「読むと決めたからには是が非でもこの本を読み切らなくては!」と頑張ってしまっていませんか。
そうすると【楽しく読書♬】どころではなくなってしまいますね。
むしろ苦痛となり、本を読むのがどんどんイヤになってしまうかも。。。
実はこれ、簡単な解決法があるのです。
それは、【複数の本を同時に読む】というもの。
そうすることで、ある1冊の本に飽きても、気分を変えて他の本で英語読書を続けることが出来ます。
英語学習のために英語読書をするには、「毎日続けること」という、
シンプルだけれども必須の条件があります。
そのためには「続けやすい環境」を作ることが大事になります。
いろいろなジャンルの本を取り交ぜる
複数の本を同時に読み進めて行くことで、飽きることなく続けやすくなる、というわけですね。
そして、もう一つポイントがあります。
それは、【違うジャンルの本を取り交ぜて読む】ということ。
例えば今読んでいる本が小説なら、ビジネス書や趣味に関する本を混ぜてみる。
こうすることで内容的にも飽きが来ることを防ぐことができます。
気になるのが本のレベルだと思いますが、これはメインになる本さえ自分のレベルに合っていれば、あまり気にせず、興味のあるものを読めば良いと思います。
むしろレベルが違っている方が、つまり、少し背伸びしたレベルの本を混ぜる方が
刺激になって良いと思います。
もしメインで読んでいるのが(先に紹介した)Graded Readersシリーズだった場合、
これらの本は文法や語彙を制限してあるので読みやすいのですが、こればかり読んでいると一般書になった途端読みづらくなり、なかなか一般書に移行しにくいという難点があります。
複数本の中にレベルの高い本や一般書を混ぜておけば、無理なく慣れていくことが出来ますので、Graded Readersを読んでいる方で、英語読書に慣れた方には特におすすめの方法です。
ただしGraded Readersを読み始めの方は、一般書に手を出すのはちょっと待って、しばらくはGraded Readersの中での複数読みをしてみましょう。
一つ上のレベルの本を混ぜながら読んでいくのは初期の段階でもおすすめですよ。
今回のまとめ
英語読書の際には1冊を読み切ることにこだわらず、複数の本を同時読みしていくと飽き防止になります。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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