みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
前回は「ワクチン」についてお話しました。
今、気になるニュースですので、今回も引き続きワクチンにまつわる英語についてお伝えします。
ワクチン一回分はdose
「〇回分のワクチン」というときの「〇回分」は、”dose”または”shot”を使います。“dose”とは、薬などの「一回の服用量」という意味です。
具体的な使い方は下記をご覧ください。
① The COVID-19 vaccine is given as 2 doses.
直訳⇒新型コロナワクチンは2回分として与えられます。
こちらを日本語らしくすると⇒新型コロナワクチンは2回接種が必要です。
ということになります。
② You will have the 2nd dose 3 to 12 weeks after having the 1st dose.
1回目の接種から3〜12週間後に2回目の接種を受けてください。
ここでは、「〇回分のワクチン」を「〇回目の接種」と解釈しています。
③ You will have 2 doses of the same vaccine.
同じワクチンを2回接種します。
※こちらはとある国の、とある製薬会社のワクチンについての案内を参考に作成したものです。日本の厚生省の案内とは異なりますので、ワクチンについての情報としてではなく、英文の参考としてご覧ください。
ワクチンの有効性
感染症にかかると体の中で抗体が出来て、新たに外から侵入する病原体に抵抗するしくみができます。このしくみを「免疫」といい、英語ではimmunization, immunityといいます。
そして、人口の一定以上の割合が免疫を持つと感染が減って流行しなくなる状態を「集団免疫」といい、英語では“herd immunity”または“herd protection”と言います。
因みに“herd”とは「群れ」という意味で、通常は牛や豚などの家畜動物に使います。
ワクチンの有効性は“effectiveness”といいます。
effectiveness of the vaccinationと言えば、「予防接種の効果」ということです。
vaccinationとはワクチン接種、つまり予防接種のことです。
例文を見てみましょう。
What is the effectiveness of the vaccination?
予防接種の効果は何ですか。
Vaccination is effective at preventing severe illness.
予防接種は重篤な病気の予防に効果的です。
今日のポイント
ワクチン関連の基本的な単語を覚えておくと、
ワクチンに関する英語の新聞・雑誌の記事やニュースの理解が深まりますよ。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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