みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今回も、英語技能4本柱(読む・書く・話す・聞く)のうち、「読む」という技能について書いていきます。
Naoko先生のシリーズ前回の記事 「【3分でつかむリーディングのコツ】英語読書の3つのコツ」を見逃した方はこちらからどうぞ!
いざ、読まん
前回は効果的な読み方のコツをお伝えしました。
その前にお伝えした、英語読書にふさわしい本を一冊手にし、
いざ、読まん!
同じ速さで目を動かして行くのですが、
こういう読み方をしていると、最初は書かれている内容は
頭に入って来ません。
それでもいいので、そのまま目を動かし続けてください。
気にしない
読み方のコツとして、知らない単語を「調べない」というのが
ありましたが、最初は知らない単語どころか、
知っている単語も頭に入らないと思います。
それでいいのです。
最初の1~2冊は、わたしたちの体にしみついている、
「止まりつつ、時に後戻りしながら、わからない単語は全て辞書で
調べながら日本語に訳していく。」という読み方から脱する練習だと
思ってください。
日本語に訳さない
文字の上を、一定のリズムで目を滑らせながら、
「英語を英語で理解する」ことに慣れて行きます。
ですので、日本語には訳しません。
skyとあれば「空」という日本をを頭に浮かべるのではなく、
あの、空そのものをあなたの頭に描いてください。
seaとあれば、「海」という日本語の文字を頭に浮かべるのではなく、
あの、一面に広がる海を描いてください。
静かな月明かりの下の海ですか。
荒く岩を削る波ですか。
それは文面から感じ取ってください。
少しずつで良いので、読み取ってください。
少しずつ育てましょう
毎日一定の時間を決めて、英語読書を続けてください。
10分でも、15分でも良いのですが、出来れば最初の3か月は
続けて20分時間が取れると良いと思います。
少しずつですが、あなたの中に
「英語を英語で理解する感覚」が育って来ます。
必ず育ちますので、信じて読書を続けてくださいね。
最初は目を滑らせるだけで、何が書かれているか解らず、
苦痛に感じたり、意味なく感じることもあるかもしれません。
でも大丈夫。
毎日続けることで、確実にあなたの中に力と感覚が
育ちます。
今日のポイント
3つのコツ、「止まらない」「戻らない」「調べない」の他に
「日本語に訳さない」ということも、英語読書における
大事なポイントです。
最初は苦痛に感じるかもしれませんが、楽になるときが来ますから、
信じて毎日続けましょう。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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