みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
今回も、英語技能4本柱(読む・書く・話す・聞く)のうち、「読む」という技能について書いていきます。
英語読書、大事なのは読み方のコツ
英語の本をたくさん読むことで、自然な英語感覚が養われ、
英文の理解が早くなるのはもちろんのこと、
英語を英語で理解することが出来るようになるという話をしてきました。
そうなるには読み方に幾つかのコツがあります。
今回はそのコツについてお話しますね。
英語読書のコツ その1
まず一つ目のコツは「止まらない」ということ。
これはどういうことかというと、英文を読む時に同じペースで
ずっと目を動かして行くということです。
意識的に「止まらずに同じスピードで」読み続けることを
心がけます。
ちょっとわかりにくいところがあったり、知らない単語があっても
ペースを落とさず、そのまま先へ進むということです。
これはちょっと練習が必要です。
わたしたちは「きっちり意味を取っていく読み方」に慣れているので、
意味がわからなくてもとりあえず先に進む、という読み方は
最初は苦痛に感じるのです。
でも大丈夫。そのうちに少しずつ意味が分かるようになって来ます。
英語読書のコツ その2
二つ目のコツは「もどらない」です。
読んでいると、意味のわからない箇所も出てくることでしょう。
「あれ?さっき何て書いてあったっけ?」
と、前に戻って確かめたい気持ちになることもあるでしょう。
そんな時も、戻らずにじっと我慢です。
そのまま前に進んでください。
洋書の読み方のコツ その3
最後になりますが、三つ目のコツは、「調べない」です。
学生時代に、わからない単語がないように一語一語きっちり辞書で意味を
調べさせられてきた私たちは、わからない単語があると焦ります。
でも、実は多少知らない単語があったところで、
全体の意味を理解することは出来るのです。
読みながら、前後の内容から知らない単語の意味を推測してみましょう。
それが合っていても、合っていなくても、
最初は気にすることはありません。
推測すること、が大事なのです。
そのうちに大抵の語について、正しく推測できるようになるものです。
これはせっかく英語の世界に浸っている脳を、日本語の辞書を見ることで、
日本語頭に戻したくないからです。
ですので、読み終わった後でも頭に残っている語を調べるのは良しとします。
今日のポイント
英語読書をするときは、「とまらない」「もどらない」「調べない」がコツですよ。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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