みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。
前回は、風邪を引いた時の症状の伝え方についてお話しました。前回の記事「【3分で役立つ医療英語!】風邪をひいたときには」を見逃した方はぜひこちらからどうぞ!
今回は、これからの季節気を付けたいインフルエンザについてお話します。
influenza またはflu
インフルエンザは英語でもinfluenzaです。
大抵はfluと縮めていうことが多いです。
面白いことに、普通の風邪coldにつく冠詞はaで、a coldとなるところ、
fluにつく冠詞はtheで、the fluとなるのですよ。
どうしてこのような違いがあるのかと言うと、
influenzaというのは特定にウイルスによって引き起こされるので
theを使うけれど、風邪は特定のウイルスによってかかるのではないから、
またいろいろな症状を総合的に風邪と言っているのでaになる、とのことです。
冠詞って短い言葉だけれど奥深いですね。
influenzaにつく冠詞
「インフルエンザ」にかかりました。
インフルエンザにかかる、というには他の病気と同様haveやgetが使えるほか、catchも使えます。
catchを使えばI catch the flu.
haveを使えばI have the flu.
getを使えばI get the flu.
風邪についてもcatch,have,getが使えることは以前もお話しましたが、
先ほどもお伝えしたようにtheではなくaを使うので
I catch a cold.
などとなります。
「人からうつった」はどう言えばいい?
誰かのインフルエンザがうつった、という場合はどういえばいいでしょうか。
そのためには、「誰々のインフルエンザ」の部分として「from だれだれ」を付け加えます。
ですので、夫のインフルエンザがうつった、というには
I caught the flu from my husband.
と表現します。
この時点ではもうインフルエンザにかかっているわけですから、
かかった、と過去形になりますので、catchが過去形のcaughtになります。
「治る」は、get overを使ってください。
「インフルエンザが流行っています。」
インフルエンザが流行っている、と言いたい時はどう言えばいいでしょう。
流行っている、とはいっても人気がある、という意味ではないのでpopularは使えません。
going aroundという表現を使って
The flu is going around.
と言ってください。
予防接種はvaccinationと言いますが、会話のなかではインフルエンザに限らず、shotと言うことが多いです。
shotと言えば銃の発砲、という意味ですが、インフルエンザの予防接種をa flu shotと使います。
今日のポイント
インフルエンザは、英語でそのままinfluenzaまたはfluと言います。
fluにはtheという冠詞がつき、普通の風邪coldには冠詞はaがつきます。
海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。
座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.(Charles M. Schulz)」
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