こんにちは、アメリカ出身のモーガンです。
最近もまたわからない日本語がありました。
「しょうがい」を表す日本語に漢字変換すると
障碍・障害の2つがあり、どっちにすればいいのか…。
こういった時は、身近な日本語ネイティブに聞いたら解決!
と思ったのですが、質問したのに、質問返しという仕打ちにあいました。
“それより impairmentとimpedimentの違いのほうがわかりにくい。なにが違うの?”
impairmentとimpedimentの違い!?
例えば、耳が不自由な方を表す場合、hearing impairmentは聞くのに、
hearing impedimentは聞かない。
でも、発話障害という場合、speech impairmentもspeech impedimentも聞く。
そうなると、この2つの単語何が違うの?ということなんですが…
(名詞対決)
impediment VS impairment.
impediment は辞書によると、「妨げ」
身体、言語障害を指す とありました。
impairmentは、「損傷、低下」
遠回しに、視覚、聴覚などに障害がある方を指す
とありました。
(動詞対決)
impede vs impair
動詞のimpedeは、英語で置き換えるなら、slow down or prevent
impairは、damage or weakenです。
ここからもわかるように、impairmentのほうが、damageと言ってしまっている分、
より症状が重い印象を受けます。
impedimentは、〜しづらいという解釈が可能ですね。
医師など専門の方に聞くと、医療語としての見解があるかと思いますが、
一般人の私からすると、視覚障害や聴覚障害について言う時、
それぞれ、blind, deafよりもvisually impaired, hearing impairedの方が柔らかく聞こえます。
それにblindというと全盲だと受け取りますが、visually impairedならば全盲でないが、視覚障害がある、も含めていると感じます。
こちらの英語表現もしっかり確認しましょう!
1つ確認しておきたいのは、disabilityについて。
失礼な言い方だと心配されがちですが、現代では、disability は障害があることを表す最も無難な語でしょう。
a person with disability という表現が、英語では一般的だと感じます。
逆に注意したいのは、handicap。
日本ではカタカナになっているからでしょうか?handicapという言い方をする方も
結構いらっしゃいますが、これは良くないですね。
一昔前な印象の語ですし、アメリカでは結構前から不適切な表現として敬遠されています。
しっかり意味をしり、使い分けしたいですね。
Hello! アメリカ出身のMorganです。もうかれこれ日本に15年程住んでいます。
アメリカにも子どもたちを連れてよく里帰りするので、子どもを通して気がついたこと、日本とアメリカの違い、日本のここがいいな〜、アメリカのこういうところが懐かしいな〜ということを中心にブログに綴っていきます。
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