みなさん、こんにちは!
ビジネスシーンで活用できる英語表現をシリーズでお届けしています。
※前回の記事「【大人のビジネス英語】ビジネスシーンでも活用してみよう!「really」「quite」」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
社会人として日々忙しく働く中で効率的に英語を学び続けるには、まずビジネスシーンや日常生活の会話の中でよく登場する英単語や表現から優先的に学んでいくことが重要になります。
そこで、今回の記事ではビジネスシーンでも覚えておくと便利な英単語「latest」、「lately」の2つについて意味や使い方を中心に詳しく解説していきます。
「日々の業務で使える表現を少しずつ増やし、英語でのコミュニケーションをもっと楽にしたい」そんな方はぜひ参考にしてみてくださいね。
覚えておくと便利な英単語「latest」
まず、ビジネスシーンでも覚えておくと便利な英単語latestには「最新の」という意味があります。
直訳すると「一番遅い」という意味になりますが、「現時点から一番遅いもの」=「最新の」と発想すると分かりやすいでしょう。
例えば
「This is the latest version of our product.」で「こちらが弊社商品の最新版です」、
「I’m sending you the latest version.」で「最新版をお送りいたします」
などの形で活用できます。
この言い回しは、ビジネスシーンだけではなく音楽やエンターテイメント業界でもお馴染みの表現で、「the latest trend」「最新のトレンド」とよく使用されます。雑誌や広告の見出しで目にすることもよく多いですよね。
何かが一新されて新しいと表現したい場合は、このlatestを上手く使って表現していきましょう。
覚えておくと便利な英単語「lately」の意味
次に覚えておくと便利な英単語としてご紹介するのは、「最近は」「近頃」の意味を表すlatelyです。
この英単語にはほとんどの場合、完了形と一緒に使われるという特徴があります。また配置する位置はほぼ文末という点です。
例えば、
「I haven’t been to the restaurant lately.」「私は最近そのレストランに行っていません」
「Have you talked to Tom lately?」「近頃トムと話しましたか?」
使い方のポイントは、過去の時点から今現在までの継続している状態や期間のみを表し、ピンポイントで起こった過去の時点を表すことはあまりないというところです。
ニュアンスとして日本語で「近頃」と訳すとしっくりくると思います。
同じく「最近は」の意味を表す表現のニュアンスと使い方を見てみよう!
recently「最近」「この前」
「最近は」の意味を表すrecentlyも同じく近い過去に起こったことを話すときに使われます。この場合は、過去の1つの出来事について話す際にも使われます。
「I found a good Italian restaurant recently.」「最近おいしいイタリアンレストランを見つけたの。」
「Tom said he broke his right leg recently!」「トムは最近右足を骨折したんだ(と言っていた)って!」
these days「最近」「この頃」
この「these days」は、現時点での状態を過去の時点との比較をする際に使われます。
「Even schoolchildren have mobile phones these days.」「最近は小学生でも携帯を持っているね。」(以前はそうではなかった、と比較して)
いかがでしたか?
今回ご紹介した通り、英単語latestとlately覚えておいて使えるとビジネスシーンでも大活躍してくれます。
ぜひあなたも、この機会に正しい意味と使い方を覚えて日々の業務にも活用してみてください。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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