みなさん、こんにちは!
ビジネスシーンで活用できる英語表現をシリーズでお届けしています。
※前回の記事「【ビジネス英文メール】使えると便利!もう迷わない!英語での正しい分数の書き方・読み方」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!
日本と欧米諸国企業では、文化・慣習の違いから意思決定や組織文化に大きな違いが存在することが多々あります。
そこで今回の記事では、覚えておくと重宝する日本語特有の行動・動作に関わる英語言い換え表現をいくつかご紹介していきます。
「仕事で英文メールを書く際、いつもどんな表現を使えば良いのか迷ってしまう」そんな方にはぴったりの内容になっていますので、ぜひチェックしてみてください。
ビジネスでよく使う表現① 検討する/相談するを英語で
日本語特有の行動・動作の英語言い換え表現として最初にご紹介するのは、「検討する」「consider」です。
この動詞は元々、「~を考慮する、考慮に入れる」という意味を表します。
具体的な例を挙げると、
「I will definitely consider the possibility.」「可能性を前向きに検討させて頂きます」
という形で使えます。ほぼ確実な未来の意味を表す助動詞willと「確かに、確実に」の意味を表すdefinitelyを組み合わせて使えると便利です。
次にご紹介するのは、「相談する」「discuss」です。
例:
「I will contact you after discussing with our Sales department.」「弊社営業部と相談後ご連絡させて頂きます」
当例文の通り、具体的に誰と相談後に改めて連絡するのか、またもしその時期の見当がつけばその時期についても明記できるとより親切な表現になります。
ビジネスでよく使う表現② 対応する/行き違いを英語で
日本語でよく登場する「対応する」の英語言い換え表現も覚えておくと便利です。
「対応する」は、「respond to」もしくは「take care of」で表現することができます。相手に返事をするという意味の場合は前者を、業務内容自体を引き受けるという意味の場合は後者を使用します。
例:
「I will respond to this tomorrow.」「明日私の方で対応します」
「I will take care of this by Monday.」「月曜日までに私の方で対応します」
日本語ではどちらの場合も同じ表現「対応する」で表現できますが、英語では使い分けが必要なので注意しましょう。
次にご紹介するのは、「行き違い」の英語での言い換え表現です。
「行き違い」は、英語では名詞で「混乱」の意味を表す「confusion」、もしくは「誤解」の意味を表す「misunderstanding」で表現できます。
例:「I apologize for the confusion(misunderstanding).」「行き違いがあり、失礼しました」
この場合も英語では状況によって適切な単語を使い分ける必要があります。
いかがでしたか?
日本語で会話している際には気づきにくいですが、いざビジネスシーンで英文メールを書いてみると日本語にはそのまま英語にしづらい表現が沢山あることに気づきます。
これは、日本語は英語に比べて曖昧な表現が多いことが原因ですが、今回ご紹介したような表現を活用できれば業務の効率化も図れるはずです。
ぜひあなたも今回の記事の内容を参考に、様々な場面で活用してみてくださいね。
日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。
英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。
長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。
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